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本当に相手のことが好き?それとも…
今回は、インターネット上に投稿された「不倫」のお悩みに対して、どんなアドバイスができるか…?ということを考えていきたいと思います。
不倫の悩みで多いのが、「頭では別れたほうがいいと分かっているのに、別れられない」というものではないでしょうか。
17歳年上の男性と不倫しているKさんもそんなお一人です。はじめ、その男性は、既婚者であることを隠して、飲み会の席でKさんに声をかけてきました。
歳の差はありますが、気が合うところも多く、しばらくしてお付き合いすることに…。
ですが、1年くらいたったある日、ふと見た彼の携帯メールがきっかけで、彼が実は既婚者だったということが判明!ショックでしたが、大好きになっていたので別れられなかったそうです。
さらにその後、不仲だった説明されていたはずの彼の奥さんが妊娠し、出産していたことも判明。
度重なる嘘や隠し事にKさんは、不倫相手に不信感を抱いているものの、なぜかすっぱりと別れを切り出せないで時間ばかりが経っていく…とのことでした。
私は、タロット占いをしていますので、カードを使ってどんなアドバイスができるか考えてみました。
Kさんが今の状態から抜け出すには、どういう風にしていったらいいのでしょうか?
「Kさんにどんなアドバイスをすればいいですか?」
と質問し、出てきた答えは、「4皇帝」と「21世界」でした。
「4皇帝」には、
○かなり年上の恋人
という意味があります。
「21世界」は、
○ひとつの世界が完成し終わること
という意味があります。
この2枚のカードで、
「年上の不倫相手との関係にピリオドを打つ」
と読んでみました。
そうですね。ごもっとも!
誰が見ても、この関係に幸せな未来はない。
でも、それが簡単にできたら苦労しない…。ということで、もう少し違う切り口でも質問してみました。
「Kさんは、なぜこの男性に不信感を抱きながらも別れることができないのでしょう?私は、それをどう理解したらいいですか?」(タロットは、質問の主語を自分にした方がいい。)
出てきたカードは、「21世界」と「4皇帝」の逆でした。
この組み合わせは、さっきの質問にも出ていた組み合わせですね。
タロットは、カードを裏に向けたまま引くのですが、何度も同じカードが出てくる場合があります。これは、重要なメッセージでもありますし、「もう少し違う意味で解釈してみたら?」というタロットからの提案である場合も…。
そこで、他の解釈もしてみることにしました。
「21世界」の他の意味としては、
○満足すること、満ち足りること
などがあります。
「4皇帝」の他の意味としては、
○父親
を表したりすることが多いです。
ということで、さきほどは、「4皇帝」のカードを「不倫相手の男性」と読みましたが、今度はもう少し視点を変えて「父親」と読んでみることにしました。
「4皇帝」には、「父親」という意味と同時に「相手のことを思いやる」という意味もありますので、この2枚のセットで、
「Kさんは、「満ち足りたい。満たされたい」と願っているけれど、父親からの愛情に欠乏感を持っています。それが原因で、不倫がやめられないでいます。」
と解釈してみました。
「父親からの愛情が不足していることと不倫がやめられないこととどう関係があるの???」と思いますが、実は、そこにはかなり深い関係があるということが指摘されています。
年上の男性と不倫をしてしまう女性の多くの方が、自分の中に不足している「父親からの愛情」を別の男性とお付き合いすることで、埋めていきたいという願望を持っていると言われます。
小さいころ、お父さんがとても厳しかったり、かまってもらえなかったりすると、「もっと、お父さんから愛してほしかった!」という満たされない思いが心の中に溜まっていきます。
本人はそれに気づかないまま大人になってしまうのですが、満たされない心を抱えているために、「お父さんの代わり」を探し続けることに…。
そして、お父さんのイメージと重なる「かなり年上の男性」を自分の恋人に選ぶことが多くなるのだそうです。
度重なる「嘘」と「隠し事」と「言い訳」に半ばあきれながらも、なぜか不倫相手と別れられないKさん。
でも本当は、その相手に対して愛情を持っているから別れられないのではなくて、欠乏感を埋め合わせできなくなることが怖かっただけなのかも…。
では、そんなKさんが、今後どうしていったら自分の心を満たすことができるのでしょうか?
「Kさんの心が満たされ、この不倫男性との関係にピリオドを打つために、私はどうアドバイスしたら良いでしょうか?」と聞いてみました。
出てきたカードは、「11力」と「9隠者」でした。
「11力」は少女とライオンが描かれたカードです。ライオンは、扱いづらいものを象徴します。このカードには、
○じっくりと取り組むべき問題
○問題を解決していくこと
という意味があります。
お隣の「9隠者」には、
○今まで見えなかったものに光を当てる
という意味があります。
この2枚のカードで、
「根本的に解決しないといけない問題は、実は父親との問題だったことに気付きましょう。そして、父親との問題に一歩ずつでもいいので取り組みましょう。自分の心が満たされたとき、不倫男性との関係にピリオドが打てますよ。」と解釈してみました。
「その人を本当に心から好きなのか?」それとも、「不足している愛情を埋め合わせしたいだけなのか?」
まずは、それに気が付くことが、不倫を終わらせるための大きな一歩となるのではないでしょうか。
また、「9隠者」は、「専門知識を持って導いてくれる人」を表しますので、たとえばカウンセラーさんと一緒に心の問題に取り組んでいくのもいいのかもしれません。
個人的にいいなぁと思っているのは、「インナーチャイルド」を癒すセラピーです。
インナーチャイルドとは、「自分の中の感情」です。
もちろん、感情には「嬉しい!楽しい!」というポジティブなものもありますが、ずっと心の中にくすぶっている満たされないままの重たい感情もあります。
その感情にゆっくりと向き合い、解放していくセラピーです。私は、友達のカウンセラーさんから教わりました。ネット上にも詳しいやり方が掲載されていますので、ぜひ、見てください。
自分が十分に満たされた状態になると、相手に対する依存心がなくなります。
そうなった時はじめて、相手のことを冷静に判断できるのではないでしょうか。
カテゴリー:不倫・浮気
コラムニスト|美月先生のプロフィール
タロットカードは、人の心を映す鏡です。気持ちや、状況によって、同じカードでも人によって見え方が違ってくるので、
「どう見えますか?」
「誰かに見えるカードはありますか?」
というように、対話を大切にしたカウンセリングのような占いを行っています。
本当の答えは、自分の中にあります。それがカードという目に見える形で表れるので、心が整理され、自分の行くべき方向がはっきりとします。悩みがある方はもちろん、自分の才能や魅力なども占えます。
ぜひ、ご体験ください!
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「不倫の苦しみ」や「浮気の苦しみ」は人それぞれ違っても、関係が続けば続くほど深くなるものです。
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人は不倫の苦しみや浮気の不安を感じ始めると、何かを選択して苦しみを終わらせたくなります。
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どの選択肢を選んでも後悔はしたくないはずです。
家庭を壊して幸せになれるのか、世間体は?相手の心変わりは?結局のところ考えはまとまらないでしょう。
悩み続けて不倫の苦しみや悲しみを深くするよりも、一度不倫や浮気の相談に強いプロの占い師にその原因をこっそり相談して解消・または改善してみませんか?
現状をまとめたり、問題点を紐解いてみることで、どうすれば幸せな関係になれるのかがわかってくるはずです。
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