占い師が教える幸せになる恋愛論｜不倫／浮気／復縁の悩み解消コラム

お年ごろの紳士・淑女に結婚願望があるのは、種族保存の本能からいっても当たり前のことですね。
ただ、その中には妙に高いハードルを設定している方もいらっしゃいます。
女性だったら「年収は○○万で、どこそこの大学を出ていて、会社は大企業で、身長は○○cmで…」と。
中には「この人、本当は結婚したくないのかな?結婚したくないから、やたら高いハードルを用意して、相手から結婚を断念させるように仕向けてんのかな?」と思うくらい、ものすごく高いハードルを用意する方もいらっしゃいますね…。

結婚にあたってよく問題にされるのは「恋愛と結婚は一緒なのか、別なのか」ということではないでしょうか。
どうも、種族保存の本能的には「両方あり」のような気がします。
「結婚＝自分のDNAを残す」というわけで、そうなると「より強く、より生存率を高そうな異性」を、人間も生物である以上は求めてしまう…というわけらしいです。
普通より生存率が高そうな異性が混じったDNAを受け継ぐ子どもなら、生存確率がそれだけ高くなるから…ということらしいですね。
だから、本能的に「自分にとってDNAの生存率を高めてくれそうな異性」を選ぼうとするし、そういう相手を好きになりやすいんだそうです。
「イケメン」は当然のことですが、「年収○○万」も「どこそこの有名大学」も「大企業で働く」も「身長○○cm」も、今の世の中だと「自分とこれから生まれてくる子どもの生存確率を高めてくれる指数」ってことになるんですよ。
というわけで、男性も女性も結婚相手にシビアになるのは当然なんです。
男性だったら「より魅力的で、家庭を守ってくれそうな女性」という感じでしょうね。家庭を守ってくれない女性なら、自分のDNA＝子どもが守れないですからね。
もうひとつ、「浮気をしない」というのも重要な目安になるかと思います。
考えてみたら当然なのですが、浮気をされて他の男性のDNAによって自分のDNAを引き継ぐことができなくなるわけですから。
浮気癖がある女性が結婚に際して敬遠される本当の理由はこのためらしいです。



…で、結婚相手に対して妙に相手に高いハードルを作っている人は何を相手に求めているかというと…

「自分は種として弱いです、DNA（子ども）を守る力が弱いです」ってことです。

そう、結婚に当たってそんなことをアピールされたら…普通なら「対象外」になってしまうのは当たり前かと思います。
ただ「弱さという弱点が強みになる」という場合もあります。これは容姿が魅力的な場合によく使われます。
相手の保護対象になることで、危険から身を守るというわけですね。
ただ、この場合も「容姿」という「強力な武器」を持っているわけでして、一概に「生存力が弱い」と言い切れない場合もあります…というか、中国の歴史書を読んでいたら「むしろこういうタイプは強い」というレベルではないかとたまに思うんですが…。
自分自身が強力な武器を持たない状態だったら、強い結婚相手を求めたとしても受け入れられることは少ないんじゃないかと思います。自分自身もある程度の「魅力という武器」を磨かないと…と思うのです。
「容姿端麗」なんて、生まれつきに頼るような大仰な武器じゃなくても、笑顔だったり、料理の上手さ（これは絶対に大きな武器だと思う）だったり、一緒にいる時に性的な意味も含めて相手をくつろがせる技術だったり…。
自分に自信があったら、ことさらに相手に何かを求めることは少ないものですよ。
相手に求めるものが多かったら…相手だって負担になりますしね。
そうしたら、結婚生活の維持だって難しくなるでしょう。

歴史を見回してみても、「美女」と名前が残っている方は結構いますが、実際は「そうでもなかった」という方も多いです。実際は別の方面で相手を惹き付けていた…と。
クレオパトラは機智に富んだ会話でシーザーを惹き付け、楊貴妃は魅惑的な踊りで玄宗皇帝の心を虜にしたそうです。
結婚相手に「強さを伴う弱さ」はある種の武器になりますが、「ただの弱さ」は何の意味にもならないんです。
結婚したらひとりじゃなくて、相棒と子どもはついて回ると思います。
その「相棒と子ども」を守るためには…人はとっても強くなれるものだし、強くならなくちゃいけないんです。

さて、あなたが結婚相手に求めるものって何ですか?
そしてあなたは自分以外の人のために強くなれますか?