占い師が教える幸せになる恋愛論｜不倫／浮気／復縁の悩み解消コラム

今回は結婚について、“育んでいく”ことの大切さをお伝えできたらと思います。

結婚。それは他人と他人が家族になること。
一緒に家族としての時を重ねていくこと。

その中で、いろんな出来事が起こるでしょう。
それを一緒に乗り越えていくこと。

だからこそ、お互いの幸せを願う気持ちをずーっと育んでいく必要があるのです。

どちらか一方にその気持ちが欠けてしまったら、いずれは離婚という道を選ぶことになってしまいます。

ですが、お互いの幸せを願うからこそ、離婚するという結論を出すケースもあります。

離婚という結果は、これをすれば絶対に大丈夫、回避できる、というような策は無いように思います。
幸せになるための離婚も、時にあるからです。

離婚を避けるために過ごしていくのは、本末転倒です。
そのために、“育む”ということを大切に結婚生活を送っていただきたい、と私は願います。



＊お互いの幸せを願う姿勢とは？
結婚において、特に女性の方が「結婚して幸せにしてもらいたい」と考えてしまう傾向があるように感じます。
昔ながらの風潮の名残だと思います。
女性は男性に養ってもらい、家庭に入り家を守る。
だからこそ男性の甲斐性次第で幸せに暮らせるかどうかが決まる。
今の時代にはやはり合いませんよね。
女性も好きな仕事をバリバリとやる時代だと思います。
家事や子育ては、夫と妻が協力して二人で頑張り、女性も男性も同じように、家庭と仕事の両立を上手くこなしていくのがベストだと感じます。
プロポーズのよくある言葉でも、昔は「僕があなたを幸せにします」なんて台詞を聞いたことがあるのではないでしょうか？
そうでなく、「一緒に幸せになろうね」そんな言葉がしっくりきます。

どちらかが(特に女性が) 相手に「幸せにしてね」とお願いするのではなく、お互いが、「幸せになってね」と願う気持ちが大切なのです。

結婚生活の中で、どちらか一方だけが幸せにしてあげようと努力するのではなく、どちらも相手に幸せな気持ちを少しでも多く感じてもらえるように気遣う、そんな姿勢です。

それは、ほんの些細なことでもあるのです。

朝の挨拶、仕事への見送り、これをやってあげたら助かるだろうなと思うことをやってみる、健康を気遣う、思い出を共有する、たくさんありますし、こんなちっぽけなことが、と思えるようなことも含まれるのです。

＊毎日が、更新する日。そして育てていく。
「相手の幸せを願う気持ち」、それは無理に引き出すのではなく、自然と湧き、自然に生まれるものだとは思います。
しかし、日々のちょっとしたストレスでその気持ちが小さくなっていってしまったり、一緒に居る時間が長くなるにつれ、存在自体が当たり前になってしまったり、いろいろな原因によって毎日毎日、自然に湧かないこともあると思います。

これは結婚においてだけではないのですが、毎日が更新日だと私は常々感じております。
毎日、新しい気持ちで結婚生活も送っていって欲しいと思います。

その日のストレスは、その日のうちになるべく解消する、そういう心掛けを持つことが大切です。
毎日、夫や妻が居ることへの感謝を一回は感じること、毎日が更新日というのは、そういう意味を指しています。

毎日、フレッシュな気持ちを心に、そして夫や妻に対して持つ。
繰り返すことによって、その感情を育てていくことに繋がります。

小さな感情が、徐々に大きく育っていくのです。
細く弱い苗が、少しずつ太い幹になっていくように…。

一緒に時を重ねるということは、お互いの成長を側で見ることでもありますから、そういうことに魅力を感じていく感性もあると良いですよね。

そこには、年齢が増すことによる深みも含まれます。
お互い、良い歳のとり方をしているなぁ、と感じられるように工夫していけたら素晴らしいと思います。