占い師が教える幸せになる恋愛論｜不倫／浮気／復縁の悩み解消コラム

誰もが知っている童話の世界では、ドラマチックな出会いのシーンがたくさん出てきます。たとえば、落とした片方の靴を拾ってもらったり、遭難した人を助けたり……けれど現実には、淡々と過ぎていく毎日。「一生に一度や二度はあるって聞いたけど、私のモテ期って、いったい、いつ来るの？」というお気持ちになる方も多いことでしょう。確かに恋愛や結婚につながる出会い運というのはありますが、その波をうまく使いこなす秘訣はあるのでしょうか？
四柱推命に限らず、西洋占星術や数秘術などさまざまな手法から、「モテ期」運気の波を読み取り、恋愛運をカスタマイズすることはある程度、可能なのです。ここでは、四柱推命を使った例をご紹介いたします。

庚子　己卯　戊（つちのえ・「土」の陽）申

という命式を持つ男性の場合、五行の考えからみてこの方の結婚の象徴は「土」を剋する（＝抑えつける、エネルギーを減らす）もの。木は土から養分をもらって成長するので「木剋土（もっこくど）」となります。男女の相性をみる場合、自分が相手から与えられる関係性も惹かれあう力が強いので、「火」が燃えて灰を生み出し「土」となる「火生土（かしょうど）」、つまり「火」の象徴を持つお相手も、相性のいいお相手といえます。

ということは、命式の中の生まれ日に「火」か「土」を持つ女性との出会い、もしくは「火」か「土」の象徴のある時期にいい出会いがある可能性がぐんと上がります。ちなみにこの方にはパートナーがおられましたが、その女性と知り合った時期が3月ごろだったそうです。3月＝卯（う）の月、「木」の象徴を持っています。このようにお相手自身ではなくても、時期として高めてくれる象徴があれば、ご縁をつなぐことができるといえます。この例は標準的な恋愛運をお持ちの方でしたが、やはり年月が過ぎていく中でいい時もあればそうでもない時もあり、必要に応じて五行易やタロットカードなどを使って運気の流れを見ながらお話をさせていただきました。五行易は断易とも呼ばれ、中国の易経という学問をルーツとしたもので、今までお話してきました五行思想や十干十二支などのすべてがここに網羅されております。

ものごとが動くか動かないかをはっきりと示してくれるので、「当たりすぎる」と評されることもございます。きわめて伝統的な手法ですが、一見古くさいと思われるものにこそ、世の真理や叡智と呼ばれる、生きていくうえでの指針となるヒント（＝気づき）が隠されているもので、必要とされるここぞというときに使わせていただいています。では、生年月日からみただけではパワーが不足気味だというとき……どうしたらモテ期を引き寄せることができるのでしょうか？

こうしたときに効果を発揮してくれるのが、波動修正と呼ばれる各種エネルギーワークや、パワーストーンなどを使用したいわゆる魔術グッズと呼ばれるものたちです。これらは、単体で効力を発揮するのではなく、あくまでもきっかけを作り、よい流れを生み出すための「火種」のようなものと考えていただけるとよろしいでしょう。パワーストーンにはその石自体がもつエネルギーの他、石の色から導かれるパワーが、運気には大いに関係してきます。

また、パワーストーンで作られたアクセサリーは、さまざまな美しい色の組み合わせで現在の状況を読み取り、苦しみをやわらげて癒していくカラーセラピーの手法が一部応用されています。また、タロットカードや五行易などのシンボルから導かれる高次の存在にサポートをお願いすることも、もちろんございます。さて、映画のように素敵な方と出会えました、めでたしめでたし！

で終わってしまうわけにはいきませんよね？



ここからは、せっかく結び合えた大切な絆をより強く、深くしていくために気をつけたいことをお伝えしていきます。お相手を気遣うあまり、言いたいことも言えなくなってしまったり、また逆に甘えん坊が過ぎてワガママ全開になってしまったり……恋愛に限らず、対人関係での距離感のとり方は、コントロールが難しいものです。「自分はこういう人間だ」と今までの行動パターンだけで決め付けてしまうのではなく、生まれ持った資質はどんなものなのかということを把握してみませんか？

それに対して、足りないところ、弱い部分があるのなら、補う要素を加えてバランスを良くしていこう！

と考えていくと、これからの人生が少しずつ違ったものになっていくことでしょう。今、目の前にいる素敵なお相手と幸せな日々を送るために、また、これから出会うはずの未来のパートナーと過ごすひと時を夢見て、自分を知り、お相手をより深く知るために。自分の本当の望みは何なのか、お相手が真に求めているものはどこにあるのか。未来を解き明かすはじめの一歩として、「占い」という方法をぜひ皆様に活用していただきたいと思います。どうぞお気軽にお問い合わせ、ご相談くださいませ。お読みいただき、ありがとうございました。

（文中の鑑定例はすべてお客様に了解を得て掲載しております）