占い師が教える幸せになる恋愛論｜不倫／浮気／復縁の悩み解消コラム

心理カウンセラーの浅野です。
好きな人と出会い、順調に交際を重ねて、そして結婚。
しかしこの結婚生活が長続きしない。
いまや日本は３組のカップル中、１組のカップルは離婚をするとも言われています。
離婚に至るまでの経緯はそれぞれあると思います。
その中で今回は不倫と浮気をテーマにしようと思います。

不倫と浮気。
どちらも言葉のイメージから想像すると、あまり良くないイメージの言葉だと感じますよね？
まさにその通りで、不倫も浮気も良いことではありません。
誰もがそう考えるのですが、しかし不倫や浮気に走る人は沢山います。
では何故このような相手を裏切る行為に至ってしまうのかを考えて見ましょう。
一昔前、結婚はゴールインだと盛んに言われていました。
ですが、結婚は決してゴールではないのです。
結婚はこれから新しく始まるスタートなのです。
そのことは誰もが理解していることでしょう。
しかし、結婚したことで社会からのいわゆるお墨付きを頂いたことで、どこか満足してしまう人が多いのが現状です。
その少しだけ出来た、心の中の慢心とも言える隙間が相手に見えると、相手は不倫や浮気に走るのです。
ではその慢心とは一体どんなものなのか？
一番わかりやすいのが、＜当たり前＞だと思うことです。
結婚当初はまだ初々しさやお互いに気を使っている段階ですので、相手になんらかの問題が発見されない限りは安心とも言えます。
しかし、そのちょっとした気遣いが出来なくなってくると、それが相手には曲解して伝わっていくものなのです。
例えば食事の時。
初めのうちは、美味しいなどの感想を言ったりすると思います。
しかしそれが当たり前になると、そんな感想を言わなくなったりするんじゃないでしょうか？
そしてあなたはこう思っているのではないですか。



＜言わなくてもわかっているはず＞
食事を例に出してみましたが、この考え方はどんな時でもついつい考えてしまうほど、独善的でおもいやりのない考え方なのです。
はっきり言って、言わなければ相手にはあなたの考え方なんて伝わりません。
あなたが言わない態度でいると、相手はこう考えるのです。

＜何を考えているのか、わからない＞
気持ちと言うものは言葉にして言わなければ伝わりません。
それはどんな時でも同じです。
そして伝えられない思いを、相手は悪い方向に考えてしまうのです。
ひとつそんな出来事があるとまた何かあった時、更に悪い方向で考えるようになります。
少しずつ積もっていったその考え方から、最後に行き着く考えは…

＜私に興味がなくなったのかも？＞
ここまでの悪い方向に考えてしまうと、その人は自分に対して自信を失います。
人と言うのは、自分以外の人からの言葉などで自信を持つものです。
しかしその自信を回復する術が結婚して築いたその家庭に無い時、その人はあなた以外の人に今の自分の辛く悲しい気持ちを伝えることでしょう。
あなたに受け入れら無かった気持ちを他の人がちゃんと受け止めて、その人の自信を回復させようとします。
そこであなたは比較されます。
気持ちがわからないあなたと、自分の自信を回復させてくれた人の構図で。
あなたでしたらどうでしょうか？
あなたへの気持ちのわからない相手と、あなたの自信を回復させてくれる人。
一体どちらの人を選びますか？
ここから不倫や浮気に発生するのです。
そうなのです。
あなたがほんの少し相手への気遣いを怠った結果、相手は不倫や浮気に走るのです。
不倫や浮気は確かに良いことではありません。
しかし紐解いていくと、それは相手にだけ非があるわけではないのです。
あなたも知らず知らずのうちに、不倫や浮気を助長させていたのです。

では不倫や浮気をさせないためにはどうすればいいか？
相手にあなたの素直な気持ちを伝えれば良いのです。
楽しい時には楽しい。
嬉しい時には嬉しい。
悲しい時には悲しい。
寂しい時には寂しい。
あなたの気持ちが言葉として伝われば、相手もちゃんとあなたの気持ちを受け止めて、しっかりと考えてくれるのです。
夫婦生活もなぁなぁになってくると、こういったわずかな気遣いが出来なくなってしまう傾向はとても多く見受けられます。
でもあなたが結婚した相手は、一生幸せになりたいと思ったからこそ結婚したのではないですか？
だからこそあなたは永遠の愛を誓ったのではないですか？
愛というものに完成なんてありません。
愛というものはカタチもありません。
愛というものは常に育てて育むものなのです。
愛に手を抜いたその時、愛はあなたの手からすり抜けていくのです。

不倫や浮気は許されるものではありません。
しかしそれをさせる根本的な原因を持っているのはあなたでもあるのです。
もし、この文章を読まれた方がいらっしゃいましたら、相手にあなたの思いをそのまま伝えてみては如何ですか？
何も大きなことを言わなくても良いのです。

＜いつもありがとう＞
これだけの言葉で構いません。
それだけでもあなたの気持ちは相手に伝わりますし、相手の不安を取り除く言葉になるのですからね。
言葉を伝えることの恥ずかしいと思う数秒と、相手と別れる年月。
どちらをあなたは選びますか？