占い師が教える幸せになる恋愛論 › 不倫・浮気 › 得るものよりも失うものが多いもの、それでもする?
幸せになる恋愛論不倫・浮気
得るものよりも失うものが多いもの、それでもする?
不倫問題って一言で良い悪いっていえないのよね。よくよく話を聞くと、あなた悪いよとか、だんなが原因つくってんじゃん!って事、結構あるのね。そもそも、今の結婚相手に不満を感じているから不倫をするわけだし。
反対に不倫をしないお母さんだから、よき家庭の主婦かというとそうでない場合もあるのね。お掃除苦手だったり、子供に自分の夢を託しすぎてお受験地獄に放り込んじゃったり。インドの古典『鸚鵡七十話』で、夫がいるのにこれから王子様と逢引だー、とそわそわする新妻に賢いオウムさんが
「やってもいいけれども、ばれた時、どう言い訳するの?」
「ばれた時ひどいお仕置き(実際はリンチ)がまっているよ? それが怖くないのならどうぞ」
と、問いかける。
それを聞いて新妻は思わずすくみあがり、とうとう不倫はできなかったという話。
オウムは繰り返し、ばれた時にとっさに言い訳できる度胸がかるのか、家族にばれそうになったときうまく取り繕う機転があるのか? 臆病なお馬鹿は不倫をすると身を滅ぼすよと、新妻を通して読者に訴えています。
インドや中近東で不倫がばれたら、しゃれにならない結果だものね。男の場合、ごく一部の地方では首切だけれども大体が「よくやった」と武勇伝の一つになるけれど、女はムチ打ち、首切、拷問当たり前だったりする。昔インド旅行したとき、インド式トイレ、つまり仕切りの無い穴がぼこぼこ空いた空間に、目の覚めるような美人がいて、用を足すとテイッシュペーパーや水でお尻を拭いてくれようとする。ジェスチャーでいらないといちいちやっていたけれども、そのたびに私はハテナと首をかしげたものだった。なんでトイレにこの人たち、布団しいて寝たり、カレー作って食べたりしてるんだろう?(トイレです)場所によっては、四人の女の人がいて、家族かというと、なんか顔のつくりが違うから他人ぽい。共通しているのはみんな美人で、おしゃれに興味があるらしい。しかもインド人なのに、タージマハール見たいとかいうし、トイレから外を出た事がないという。
どこからかアンアン OZとか引っ張り出し、
「ハラジュクってどんなところだ」
「なんで女が町を歩いているんだ?(イスラム文化圏の女は殆ど町を歩かない)」
あとで近所のインド人から教わったのは、公衆トイレで生活している美人女性は、不倫がばれて罰として一生トイレから出られない人が多い(それ以外の事情の人もいる)んだそう。ちなみにトイレの住人になるのを拒んだら、死刑なんだそう。
こういう過酷な状況でリスクを背負って好きな人を愛する。純愛 博愛 愛にはいろいろ形はあるけれども、こういうのは「道ならぬ愛」という立派なひとつの愛です。死を覚悟しての愛なら応援したくなっちゃいます。
ただ不倫にはお勧めできないケースがあって、
女が精神的にオコチャマの場合は、不倫は絶対すべきではないと思う。
って言うと、「結婚していないあなたに何がわかる」といわれそうだけれどもね。
昔、占い師養成校に通っていた時、「不倫の相談者がきたら」あなたならどう対応するかと尋ねられ、そのときの模範解答は「不倫がかなう様応援する」というものだった。あの時は自分の中で、もやもやした思いがあって
簡単に不倫を許すという事は、なく家族がいるということだから、良くないんじゃないのかな、ともやもやしていた。とはいえケースバイケースで、相談者の話もよくよく聞かず、だめじゃない、地獄に落ちるわよ!っていうのもなあと。あるとき、地元のコミュニティFM ご存知FM浦安。小さい放送局だから結構パーソナリティはメジャー放送局ではNGになりそうな本音を言ったりするので、当時よく聞いていました。で、とある美人パーソナリティが視聴者の不倫の相談のお便りを読んで、バシッと言った事。ものすごく説得力があり、自分のなかでスコーンと納得いった
「過去、私は不倫をしていました。経験者だから言えることですが、不倫はやめなさい」
確かに相当無理をすれば略奪婚も可能かもしれない。けれども多くのエネルギーと時間を浪費してやっと手に入れる幸福の小ささと、家族や友達を苦しませたという代償の大きさを秤にかけたら、不倫というのは割に合いません。もしかしたらあなたは目の前の人がなかなかな手に入らないから、相手を手に入れることに執着しすぎているのかも。いままで彼を奪い取ろうとしたエネルギーをもっとほかの事、たとえば結婚していない男性をゲットすることに注げば、もっと幸せが手に入りますよ、とそのパーソナリティさんは言った。
なるほど。
彼女の言葉、是と感じるか非と感じるかはあなたしだい。けれど不倫のルールは絶対忘れずに。
相手や自分の家族へ、秘密は徹底的に隠すこと。
カテゴリー:不倫・浮気
コラムニスト|立夏先生のプロフィール
中学校で初めてタロットカードに出会う。色彩が綺麗なので何となく独学でマスター、友人などを占う。1997年、タリム占術学校(アカデメイアカレッジの前身)に入学。(1999年、アカデメイア創設に際し移動)。2000年、土日祝日はデパートのブースにて対面鑑定、平日の夜はテレシスネットワーク占い師の部屋にてチャット鑑定。2003年、インド旅行で一人の占星術師より、『お前はプロの占い師に今すぐなれ』と言われる。帰ると、占いの館シャーマンより、ビーナスフォート出演依頼が来る。これをきっかけにプロデビューをする。2005年、占い館バランガン移籍。2009年、サリーのダーキニーオラクルカード自費制作。2010年、NikDouglasが作ったThe tantric dakini Oracleの解説書を自費出版する。2012年、原宿タリム移籍。2012年12月、自分のサロン・アナルカリを設立。
不倫の苦しみや浮気の悩み・不安から抜け出しませんか?
「不倫の苦しみ」や「浮気の苦しみ」は人それぞれ違っても、関係が続けば続くほど深くなるものです。
「ただ楽しむ関係」のはずが関係を深めることでブレはじめ、「相手との未来」という発展した考えが、やがて自己嫌悪になって襲い掛かってくる。という事例も多いです。
人は不倫の苦しみや浮気の不安を感じ始めると、何かを選択して苦しみを終わらせたくなります。
「発展」「現状維持」「終わり」どれを選ぶか…。しかし、浮気・不倫の苦しみを感じている人の心はそう単純ではありませんよね?
どの選択肢を選んでも後悔はしたくないはずです。
家庭を壊して幸せになれるのか、世間体は?相手の心変わりは?結局のところ考えはまとまらないでしょう。
悩み続けて不倫の苦しみや悲しみを深くするよりも、一度不倫や浮気の相談に強いプロの占い師にその原因をこっそり相談して解消・または改善してみませんか?
現状をまとめたり、問題点を紐解いてみることで、どうすれば幸せな関係になれるのかがわかってくるはずです。
≫ 不倫・浮気でお悩みの方はこちら