占い師が教える幸せになる恋愛論｜不倫／浮気／復縁の悩み解消コラム

人生とは奥が深いものです。

ずっと前になりますが、「前世占い」と言う占いが流行りましたね。
「あなたの前世はトカゲです」とか「たぬきです」とかいろいろな生き物が出てきて笑わせてもらいました。
時には「フンコロガシです」などと虫になってしまう事もありました。
このような占いは「パーティー形式」で盛り上がる占いでしたね。

さて、このように楽しい占いではありますが「前世」と言うキーワードが入っています。
人は死ぬと何も無くなると言う考え方と、魂が生まれ変わるという考え方があります。
どちらを信じても自由ではありますが・・・。
「前世占い」を何も抵抗無く受け入れている事から「前世」はあってもいいのだと考えているのでしょうか。
そうだとすればこれからの話しがしやすくなるわけです。

「前世」がアトランティス大陸に居た人は、海に沈んだ記憶から水が怖いと考える人もいます。
時には戦国時代のとある武将の生まれ変わりと言う人もいるかもしれません。
いろいろな意味で「前世」が使われていますね。




では今回のテーマである「不倫、浮気」について、この「前世」がどう影響しているかを書いてみましょう。出来るだけ簡単に書いてみます。
生まれ変わると言う事は、魂が新しい身体を貰って今を行きているわけです。
なぜ魂が何度も生まれ変わっていろいろな人生を経験するかというと、それは魂がいろいろな経験をして成長する為です。その過程ではとても辛い人生を選んでみたりもします。
それを経験することで成長をするからですね。

たとえば、あなたが今「夫の不倫」を見つけて悩んでいるとします。
相手の誰だかわからない女性に「夫」を取られそうになっている訳です。
それはとても辛い経験です。
「夫」を攻めれば別れを言い出されそう、と心配もするでしょう。
知らん振りをしても不倫がどんどんエスカレートしてしまうかもしれません。
とても辛い悩みを抱えて苦しいでしょう。
しかし、あなたの「夫」や相手の女性はあなたの苦しみなど知るよしもなくただの遊びと考えているかもしれません。

ここで「なぜ、私がこんなに辛い目にあわなくてはいけないの？」と考えるでしょう。
「私だけ」がなぜ辛い目に合うのと。
その時に「前世で何か悪いことをしてしまった罰なのではないか？」と言う発想をしてみてはいかがでしょう。
「前世」ではあなたが相手の女性と言う立場であったかもしれないのです。
人の「夫」を遊び半分で関係を持ってしまったのかもしれません。
それは別に悪気もなく、男の妻がどれだけ辛い思いをしているなど考える事も出来なかったのでしょう。そのような経験が無いからです。
それを今世で立場を変えて経験をしていると言う事になるのです。

すべてがこのように「前世」での償いをさせられる訳では無いと思いますがいろいろな経験をして、いろいろな立場に立ってみる事で大きく成長する事が必要なのです。
未熟な発想が人を傷つけると言う事を学ぶ訳です。




話は変わりますが、私の鑑定依頼にも多くの「不倫」に関する相談がありました。
「不倫」をしている側が多かったようです。
「好きになってしまったのでもう別れたくない。どうしたら私の元へ来てくれるでしょう？」と言うような悩みが多かったようです。これは難しい相談ですね。

私の立場としては、依頼者の味方をしなくてはいけないのですが、好きだからと言って何でも奪って良い訳ではありません。倫理があるわけですから。
そのような時には、一旦冷静になる時間を設けるようにします。
そして冷静になって考えてもらうのです。
その男性に惹かれたのか、人の物だから惹かれたのかを考えてもらうようにするのです。
そうすると熱が冷める事もあるのです。




時には逆に「夫」と離婚の危機を迎えて相談してくる方もいるわけです。
「夫」が他に女性を作ってしまって家に帰ってこない。と言う場合です。

このように「夫」を奪われる立場になると、どうしたらよいかわかりません。
まだ興奮している時には何を言っても聞く耳を持たないものです。
少し冷静になって「どうしたらよいでしょう？」と相談された時には、「怒りや憎しみの感情がある内は良い方向へは向きません。」と伝えます。

前にも書きましたが、「相手を憎めば倍になって帰ってくる」と言うように憎しみはお互いに攻撃するだけで良い解決策にはならないのです。
それは戦争も同じです。お互いに全てを失うのですから。
今は辛い立場であり、未来が見えないかもしれませんが「愛情」を持って「夫」を信じてあげる、相手の女性をまだ未熟なのだからと許容する気持ちで

「神さまが私に味方してくれる。よい解決策を見つけてくれるはず。」

と信じてみましょう。後は時間が解決してくる訳です。
「愛」を与えれば倍になって「愛」が帰ってくるのです。そう信じましょう！