占い師が教える幸せになる恋愛論｜不倫／浮気／復縁の悩み解消コラム

鑑定師の海華です。
今回は私自身の経験と、鑑定師としての視点からお話させていただきます。

私自身は20代前半に結婚をしました。周囲の友人も多くは20過ぎに結婚をする環境にあり、それが自然な形でした。
今思えば結婚生活の現実など何も理解しておらず、若い母親、若い新妻になりたいだけの思いで突っ走ってしまった経緯があります。

独身女性の多くが、結婚は恋愛の延長線と考える傾向にありますが、実際の結婚生活とは『日常の生活そのもの』であり、夢を見るのは挙式とハネムーンまでに留めておいていただきたいと思います。
交際中はお二人だけの問題で済んだことも、夫婦となると双方の両親、お子さん、親族など多くの方も巻き込むこととなります。

周囲の友人たちの結婚ラッシュに焦り、いつになったら自分は結婚できるのか？と心配するお悩みのご相談も多くお受けしております。
しかし、これはタイミングとしか言いようのない現実です。
双方が『今だ！』というお気持ちが合致した時がベストなタイミングなのです。
結婚に限りませんが、物事は然るべきタイミングで起こるように流れているのです。

女性が結婚を急かすほどに、男性は距離を置こうとします。
なぜなら、男性は結婚生活に対し現実的な考えを持ち、家庭を支えることの責任感をしっかりと認識されていらっしゃる方がほとんどだからです。
また、お金や時間などこれまで自由にできたものが結婚によって、自由を奪われる感覚をお持ちになることも確かです。

例えば交際中の彼が結婚を考えてくれないけど、自分は早く結婚をしたい。
そういった場合は、彼にこだわらず結婚を前提にした新たな出会いを求めることも良いことでしょう。
長年付き合う＝ご縁が強いというわけではありません。

実際私の周囲でも、長年交際してきたけれど結婚に至らず、その後3ヶ月の交際でスピード婚をされたカップルも何組も知っています。
『既婚の友人が羨ましい。でもそんな本音を知られたくないプライドもあるし、結婚願望なんてない振りをしています』と仰られたご相談者様もいらっしゃいました。
お気持ちはお察ししますが、既婚の友人から結婚生活の現実についてお話を伺うこともとても有意義なことです。

日本の結婚制度は海外とはかなり違うものですし、紙切れ1枚で結婚も離婚も成立してしまうものです。
芸能界の影響もあるのでしょうが、今の時代とても多くのカップルが離婚という現実を経験しています。
もちろんご事情はそれぞれでしょうし、私はそれを肯定も否定もしません。

しかし、もう聞き慣れた言葉でしょうが『結婚はスタートであり、ゴールではない。そこからが始まり』という言葉は、私自身も身をもって経験してまいりました。
結婚生活を良好に継続できるか、否かもお互いの思いやりや努力なしには実現できません。

以前『契約結婚』というドラマがありましたが、個人的にはそのような結婚制度もあっていいのでは？と思うこともあります。
それだけ結婚生活とは家庭…つまりは社会人として外で働いていても、帰宅すればホッとできる温かな家庭がある…そんな結婚生活が築いていけるといいですね。



また離婚に関しても、大きな人生の決断となる出来事です。もちろん親族やご両親を始め、多くの方を巻き込む形にはなりますが、状況によっては離婚をした方が双方の未来にとってプラスとなる場合もあります。
戸籍が汚れるなどと仰られる方もいらっしゃいますが、私はそうは思いません。
再婚など考えるにあたり、お相手の方にお子さんがいらっしゃったり、養育費などの絡みがあればまた別でありますが、個人的には未婚の男性より、離婚歴のある方の方が結婚生活の現実をよく見てこられておりますので魅力的だとも感じます。

大切なことは離婚から得た経験値なのです。同じ失敗を繰り返さない為に。
離婚は必ず双方に理由があるはずであり、相手のせいにしている限り再婚をしても同じ失敗を繰り返すこととなるのです。
人生にそう多く経験できることではありません。
だからこそ、相手に焦点を当てるのではなく、ご自身の振り返りを大切に第二の人生に活かしていっていただきたいと思います。

私自身も多くの経験をしてまいりました。家庭問題や結婚、離婚についてのご相談も得意分野であります。
心の靄が晴れない時はいつでもご相談にいらしてくださいね。