占い師が教える幸せになる恋愛論｜不倫／浮気／復縁の悩み解消コラム

近年の結婚ブーム、ずっと続いているのか、そうではないのか…

恋愛相談で話を続けていくと「何のために結婚するのか」という人がたくさんいます。
しかし、決まった答えはありません。
じつに様々です。
愛する人と生活したい、親が勧める、出産が厳しい年齢に近付いてきた、身の回りの世話をしてほしい、前配偶者間に生まれた子供の問題など…
ただ、結婚理由なんて、結婚生活が長く続くとどうでもよくなります。

ところで、結婚すると（例外を除き）氏が変わりますよね。
民法上の婚姻・親族法、大きな問題でもある相続など、権利義務が変化します。
愛情確認や経済面も重要ですが、婚約の時点で、法的な知識も得ておく必要があるでしょう。

では、法的な解釈はご自身で調べて頂くとして、日々の結婚生活は難しくもあり、簡単でもあります。
当事者の捉え方、心の在り方なんですね。

結婚は「心の自立」、皆さんは御存知でしょうか？
「甘え」と「頼る」は全く違い、お互いが肌で「何か」を感じあうものだといえます。
皆さん状況が違うため、その「何か」とは感謝なのか怒りなのかは、人それぞれです。
心の自立ができていない人は、他人の気持ちを考えようとしません。

たとえば、配偶者に対して…

①○○してほしい
②○○ができていない
③○○を何回注意しても直さない

この表現、どう思いますか？
ひたすら相手に求めても、よくならないはずです。
我欲を満たすため、無理強いしていませんか？
これは相手への「甘え」「依存」でしょう。

ちなみに、心の自立ができている人は、こう考えるかもしれません。
①○○をしてもらうには、何をしてあげたらいいかな？
②○○ができないのは、自分が考えている事とは違う何かがあるのかな。
③注意してもわかっていないな。どう伝えたら気付いてもらえるだろう。

このように、文字にすればわかりやすいと思います。
人は誰でも、頼られると（明らかな負の出来事以外）嬉しいものです。
言ってもらえるうちが花といいますが、頼れない人には何も言わないですよね。

次に、最近は男女平等とよく聞きますが、意味をはき違えている方が多く、それが原因で家庭内をギクシャクさせている事も多々あるようです。
そもそも憲法上、どちらかに不利益が生じる男女差別的な条文は存在しないことから、ずっと男女平等であるという事です。
一般的には、社会的地位や基本的人権等、誰もが持っている権利義務を男女問わず平等に扱いましょうという、全くもって、日常生活での作業（男は力仕事、女は掃除・洗濯など）の量を平等に振り分けるといったものではありません。
本当にびっくりしますが、こう捉えている相談者が結構多いんです。

どちらの肩も持ちませんが、例えば、女性だけで家を建築できるでしょうか？
できるとすれば、どのくらいの期間と人数が必要でしょうか？
男性なら、特殊な建物を除けば、数人技術者が集まると数か月で家を建てれます。
よって、「男が得意とするもの」「女が得意とするもの」をやり、状況によって役割を変えたらそれで済む話です。
男なのに、女なのにという意識があるうちは心の自立ができていません。
こういう人が結婚したら、後々大変だと思います。

では、心の自立とはどういったものなんでしょうか。

下らない例題ですが、誰でも聞いたことのある話です。
「男は女にご馳走するもの」
特にデートに関しては、私もそう思います。



◆美味しいものを食べてもらいたい
稀にいる、女性の気持ちを察する事ができない鈍感な人は除外して、多くの男性はこう思っていますので、デートの時「ある程度のお金」は用意しているものです。

ただ、一概には言えませんが、初デートや出会って間もない時に、もし割り勘になったら貴女に興味がないというメッセージかもしれません。
女性からすると「せこい男ね」って思うかもしれませんが、デート中「もう誘わないのでどうでもいい。奢るのはもったいない」と男性が思っていたかもしれません。
よくある話です。
普通は出してもらえるのに「何か嫌な思いさせたかな」と考えられる女性なら、結婚後も夫をよく観察できるでしょうし、逆に夫は、もっと仕事を頑張らなくてはと、互いにできない事を自然に補いあうものです。
鶏が先か卵が先かという感じでしょうか。

されどこの世の中、「きれいごと」はなかなか続かないものです。

家事育児の問題、職場関係や親戚とのお付合いなど、相手に照準を合わせる場面が出てきますよね。
相手に合わすのは大変で、些細な事で口論なんて当たり前でしょう。

「心の自立ができてこそ、結婚が視野に入る」

その中には、金銭感覚も含まれます。
お金が全てではありませんが、生きている限り、全ての出来事に影響を与えるのがお金です。

幼い子供は経験が少ないので、自分中心に物事を考える傾向にあります。
逆に、それは子供の魅力ですよね。
相手がいないのに、やたらと「結婚」という文字に踊らされている人もいますが･･･

結婚したくてもできない人は、もう一度、心の自立が出来ているかを確認してみましょう。

結婚までは比較的スムーズで、離婚は思った以上に大変ですよ。