占い師が教える幸せになる恋愛論｜不倫／浮気／復縁の悩み解消コラム

異性を愛し、理解し、必要としたとき、人は「結婚」を考えるのではないでしょうか。そして裏側に経済的な安定と家庭という宿を作るための思いもあるかもしれません。
では、結婚を考えるとき、何を基準としたらよいのでしょうか。恋愛中は「あばたもえくぼ」というように、第三者から見ると欠点になるところも、当人にとっては気にならない、むしろ美点と見えていることもあります。また、恋愛中にあると、他人の指摘を聞く耳が無かったりします。
では、どうしたらよいか？私は結婚点数表を作成することをお勧めします。相手が結婚に適しているか・適していないか、評価は一目瞭然だと思います。その上で、じっくり考えたらよいのではないでしょうか。
どのような項目にするか、が問題です。考えてみましょう。



【１】人間として尊敬できるか。

【２】相手を一番愛しているか。相手は自分を大切に思ってくれているか。

【３】相手は責任逃れをせず、自分の責任は自分でとれるか。

【４】結婚生活（家庭・家事・子育て等）に対する考え方が、お互い容認できるか。

【５】この人となら、苦労を共にしてもよいか。

【６】家庭生活を安定維持できるだけの経済力があるか。


まだまだ、細かく考えれば出てくるものと思いますが、ここでは、これらの柱に沿って考えてみようと思います。

【１】
これは絶対にないと、結婚生活の維持が難しくなります。人間ですから、もちろん嫌なところもあります。しかし、人間全体として尊敬できることが必要です。例えば、「ドジなところもあるけど、誰にも負けない思いやりや、わけ隔てのない優しさがある」「仕事に関しては優秀で、人望が厚い」などです。相手の人柄の本質的なところで、尊敬ができないと、長い結婚生活の中では、「嫌いな人」になってしまいます。男女として考えるより、人間としての問題です。

【２】
自分は相手をとても愛していても、相手はどのくらい自分を愛してくれているか。男女間の根本的なことです。愛されていると思っていながら、ないがしろにされたりしていませんか？「愛している＝大切にしてくれる」、と置き換えてもいいかもしれません。

【３】
相手は自分の失敗を、いつも誰かのせい・何かのせいにしていませんか。自分の欠点を認めて反省し、成長していく姿勢がないと、親兄弟・親戚・近隣と何かがあった時、守ってくれません。家庭の一大事の時、他人事として見ていたり、家庭を守るため自分が動こうとしない人では、結婚に向いていません。

【４, ５】
二人で築いていく家庭です。描く家庭像があまりに違っていると、離婚の原因になります。こんな家庭がいいな・子供は何人ほしいな・将来は家が欲しい、というように、極めて簡単なことですが、この辺の食い違いは年数と共に大きな溝となります。そのための苦労はこの人となら乗り越えていけるという気持ちも必要です。先々、子供への教育観のずれが離婚原因になったりもします。

【６】
結婚に対して「愛があれば」とかきれいごとを言う人はたくさんいますが、私たちは霞を食べて生きていくことはできません。日常の生活が心配なく過ごしていけるだけの経済力は、結婚生活に対する大前提です。生活のどんな場面でも、お金が関係していきます。お金の心配をしながらの生活は、愛情もどんどん薄れていきます。二人で働いて普通の生活を送るだけの経済力があるか、また、産休などに入った場合、経済的に困らないか等々、考えなくてはなりません。離婚原因の半分はこの問題から発生しています。

これらを、5段階評価の採点表にしてください。またその人により譲れない条件もあると思うので、それらも評価項目に入れて採点しましょう。結婚しても大丈夫かどうか、案外容易に評価できるはずです。
もしも一項目でも評価が悪かったら、自分の思いを相手に伝えて下さい。二人でどうすべきか、意識の改革や、生活の改革を考えましょう。迷った時は、ここで良く考え、妥協できることできないことを書き抜き、選択するのです。結婚後の長い人生を、後悔しないために選択のチャンスを与えられたと思っていかしましょう。