占い師が教える幸せになる恋愛論|不倫/浮気/復縁の悩み解消コラム

 不毛な恋にご用心!

幸せになる恋愛論片思い・相手の気持ち

不毛な恋にご用心!

恋愛論 コラムニスト:

C.S.E プロダクション 所属

御室勾月先生

人が誰かを好きになったとき、その気持ちを伝える方法を色々考えます。
あるいは、どうすれば相手が自分のことを好きになってくれるのかと思案します。
思慮が足りなく勢いにまかせて行動した結果、予期せぬ失敗を招くことがあります。
何事も「出だし」が肝心なのです。
一生実らない恋に身を捧げて苦労するか、それともその実が成るのか?。
貴女の心の中で、この恋の信号を渡る覚悟はありますか?。
その最初の思索が重要なのです。
これは、出口の無い恋の迷宮の囚われの身にならないための警鐘であり指南書です。

私の元には様々な事情を抱えたお客様がいらっしゃいますが、ふとしたきっかけで生じた片想いが発端となり、「占い放浪者」になってしまう方が多いのです。
あまりにも沢山の占い師に尋ね回って、全く異なる複数の見解の回答を頭の中で整理整頓できずに、ひとまず混乱を鎮めたくて来られる方も多いです。
占い遍歴を重ねるごとに、真相から益々離れてしまうことがあります。

このように「片想い」という駅から乗車した方が、「恋の迷宮」という最果ての地にたどり着いてしまうケースが後を絶ちません。
男性でもたまにいらっしゃるのですが、割合としては少ないです。
片想いの迷宮を放浪する方は、女性が圧倒的に多いように感じます。

彼女達の共通点はとにかく「一途」であるということです。
恋愛の傾向は、その人の生まれ持った性格による割合が相当大きいのではないかと感じています。
片想い恋愛で、何年も、長い方で十年以上の歳月をまたいでこの旅を続ける女性達の特徴として、

◇一途
◇几帳面
◇損得勘定で物事を考えない
◇よく言えば純粋、悪く言えば愚直


お悩みを伺うことで見えてくるのは、相手の感情に対する分析が中途半端なまま終わっている場合が多いということ。
お相手の状況やお気持ちを、徹底的に分析しきれていないのです。
触れたくない部分、不安があるところについては網をかけて聖域のままにしてしまい、現実的に確認するなり、直視しようとしないという傾向があります。
ナイーヴな領域を聖域化することは本能的な防御ですが、一方で現実から目を背ける原因を作ってしまいます。
恋の初期段階で十分な思索が足りていなかったため、結果的にこの迷宮に来てしまったという女性が多いです。
でもそのことを十年経って認めるということは、自分自身の歴史を否定する行為にも等しいので、なかなかそう簡単にできる事ではありません。

この仕事をしていますと、「もしも相手の男性の性格や状況、言葉の背後にある真意や本音をもっと正確に察知する鑑識眼を持っていれば、これほど多くの女性が不毛な恋に身を捧げずに済むのに・・・。」と思うことがしばしばあります。

数年単位の歳月を片想い恋愛に捧げて、年をとり、お金も使い果たし、借金を抱え、家を売り、かつての伴侶とも離縁。
そうした最も深刻な現実に陥ってしまう方には、特徴があるようです。
根が優しく母性的、あるいは姉御肌、そして人を信用し易いということ。
良く言えば人がいい、悪くいえば騙され易い。
そして「直接対話」をついつい後回しにしてしまうという傾向があります。
芸能人やタレントさんを追いかけてしまう女性の場合、それは仕方ないのですが。
でも、どこかにタレントの追っかけにも近いような感情が湧いてきてしまう方は、要注意です。

片想いというのは、ある意味では誰もが経験する道のりです。
誰かを好きになること自体、大概は片想いなのですから。
問題はそこから先です。
そこから先、自分の頭の中だけで相手の感情を色々推理して行くうちに、無意識のうちにヴァーチャルな恋愛に移行してしまうケースがあるのです。
これは初期段階では、その危険性に気付くことはできないので、何年も経過してから、”もしかしてこれって・・・?”
という形で分かってくる場合が多く、ある意味最も悲惨なパターンです。
そもそも相手は微塵も恋愛感情など持っていないのに、一人プレイで哀しい恋の物語を本一冊書けてしまえるぐらいの情熱で心の空間内部に仮想の関係を作り上げてしまうのです。
これは大変な時間と労力の損失です。

ですから、誰もが片想いを始めた時点で、いつでもそのような抜け道の無い迷宮に転落してしまう危険性があるものと考えておかなくてはなりません。
都合の良い思い込みや、安易な推測によって、自分が相手に好かれているのでは?という誤認をしては、相手とのギャップは余計にひらいて行ってしまいます。
意識的に「厳し目」な評価で、自分と相手との関係を観察するということが大切です。
それを始めから心得ておけば、まず不毛な恋に身を投じて痛い目にあうことはありません。

小難しいことを言うようですが、片想いを片想いで終わらせないためにも、常に自己採点を低めに設定しておくということが大切なのです。
50点ぐらいの進歩があったかな?と感じても、50点と思っていること自体が善く見すぎている可能性があります。
いつもマイナス20点ぐらいに思っておくほうが良いのです。
「彼は私のことを70点位好きになったんじゃないかしら?」
そんな風に思った場合、マイナス20点ということで実際には50点ぐらいなんだと思っておくことです。
ヴァーチャル脳内恋愛の初期の兆候は、信頼度や相手からの好意の度合いを多めに見積もって採点してしまう「おごり」にあります。
恋のモチベーションを高めようとする無意識的な本能なのかもしれませんが、そこは「わざと」少なめに採点するほうが賢明なのです。

片想いを始める時に重要なこと二点目は、相手にとって自分が好みのタイプではなかったら、つまりどうあがいても恋愛対象にはなり得ないタイプだとしたら、何年月日を費やそうが恋は成就しないという「非情の掟」がこの世にはあるのだという、基本的な前提を確認することです。
これは不毛な砂漠地帯に足を踏み込まないために、非常に重要なことなのです。

もっとも、男性と女性では、ここの部分が微妙に違って来ます。
男性の場合は、外見が少々悪かろうが、多少ゴリラに似ていようが、生まれつきスネ毛が濃かろうが、大して障害にはなりません。
本当にその相手のことを一途に愛していれば、その人を大事に思う気持ちをひたすら情熱的に伝えて行く事で、例えばフジモンと木下優樹菜さんのように、始めは全然タイプではなかったとしても、その想いが本物であることを認めてもらうことが出来れば、やがて受け取ってくれるという事も往々にしてあるのです。


しかし女性の場合は、例えば好きになった相手が
「女性は外見が可愛くないと恋愛感情の持ちようが無いんだ」
そんな風に考えている人だったらどうでしょうか。
しかも、そのことを他人には言わず、心の中だけで秘かにそう思っているとしたら。
女性はそのことを知らないので、「彼は少しはわたしのこと好きかな?」ぐらいに思ってしまうわけです。
この場合、砂漠行きはほぼ決定となります。

もうこの時点で、その男性のことを何十年追いかけたとしても、彼にとってその女性が恋の対象になることはまずあり得ないのです。
例えば、地下に水が通っていれば井戸を掘ることで水を確保できます。
でも、そもそも水がない所をいくら掘っても、一向に水は出てきません。
これと同じなのです。

相手にとって最初からタイプではない場合、どんなに追いかけても無駄だということ。
これが世の中の非情の掟なのです。
だから、真相を知ることを怖れてはならず、相手に直接質問してみるなり、必ずチェックを入れる必要があります。
男性は(特に日本の男性は)あまり本音を言いませんが、それでも好意があれば言葉や行動に表れるものです。
その際に、希望的観測を排除して、先ほどのマイナス20点の方法で厳しい目で状況を観察します。
相手に配慮しながら何通もメールを送っているのに、ことごとく無視されたら、相手にとって貴女の存在は社交辞令のお返事さえ出すのが面相臭い存在だということです。
これが、冷静に判断して気持ちを切り替えられる女性と、あくまでも信じ続け追いかけ続ける女性が二手に別れるY字路なのです。

「もう7年追いかけているけれど、彼の本音が全然見えません」そのような状況の方は、その事実自体が、既にこの関係の不毛さを証明しているようなものなのです。
好きという気持ちは、余程複雑な事情でもない限り、相手に黙ってはいられないものなのですから。
そういう風にシンプルに考えたほうが、砂漠や迷宮にたどり着いて身をすり減らすリスクを回避し、青い草の生えた都市にたどり着けるのです。

片想いで苦しむ女性のもう一つの特徴は、自分が我慢をすればやがては報われるのだという信念を作り上げてしまっているというパターン。
相手の意向にひたすら従順であるということです。
彼女達は、気質的にも平和志向で、滅多に人と争わず、礼儀正しく、誠実なのです。
その良さがかえって裏目に出てしまうというパターンがとても多いのです。
要するに俺様的な男性を図に乗らせてしまう要素、その傾向をかえって温存助長してしまう要素を片想いをしている女性側が生まれつき持っているというケースです。
逆に「上から目線」で「男を審査」するタイプの女性、古い言葉でいえば”タカピー”な女性のほうが、片想い大迷宮に迷い込むリスクはうんと少ないのです。

男性の中には女性の恋心を逆手にとり、自分の都合良い関係にその人を隷属させるような人もいます。
それはカネズルにしたり、身体が目当てであったり、あるいは単にその従順さが心地よかったり色々です。
相手に強くいわれると、言い返すことができなくて圧し黙ってしまう女性、何かがおかしいと感じながらも、嫌われたくないので相手の言いなりに行動してしまう傾向のある女性は要注意です。
心根の優しい人、控えめで、自分よりも相手を優先するタイプの女性は、片想い大迷宮の中で犠牲になるリスクが高いのだと考えて差し支えありません。
そのような自覚を持つことによって、不毛恋愛への警戒心を養うことができるので書いておきます。
逆に男性の場合は、強引で独善的な性質、大河ドラマでいえば織田信長のような俺様気質の男性は敬遠され、フジモンのように木下優樹菜さんに跪いてひたすら尽くす事ができる男性のほうが、片想い恋を両想い恋に進展させることができる場合が多いようです。




<片想い大迷宮で囚われの身とならないための三原則>
その一、マイナス20点ぐらいに思っておこう!(妄想予防機能)
その二、タイプじゃなかったら無理なんだと腹を決めておこう!(ほとんどの男は単純です)
その三、上から目線で審査しよう!(貴女の良さがわからない男なんてこちらから願い下げ)


ちゃっかり三原則なるものを作ってしまいましたが、もちろん恋は十人十色、千差万別です。
簡単なチェックリストだけで計れるほど簡単なものではないというのも事実です。
今回の記事は、片想い恋愛のひとつの局面を取り上げました。
不毛恋愛で不幸恋愛に陥らないための、予防を促す警告です。

これは占い師としての意見になりますが、「人生は楽しんだ者勝ち」です。
そして、常に貴女は自由で、どのようにでも、自らの運命をきりひらいて行けるのです。
この21世紀という乱世を生き抜くためには、蜃気楼のような夢を追いかけるのではなく、しっかりと大地に根を張りそそりたつ現実を見て、相応しい目標を定めて賢く追いかけるべきなのです。
「このままいったらアウトだな・・・」そう判断した時は立ち止まり、恋の方位磁石を再確認。
しっかりと両目を見開き、貴女の幸せがどこにあるのか、もう一度双眼鏡で探して見ましょう。
そしてどうか砂嵐の道は避けて、清水の溢れる安らぎのオアシスにたどり着いてください。
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カテゴリー:片思い・相手の気持ち

コラムニスト|御室勾月先生のプロフィール

占いや魔法が、わがままな願望を何でも叶えてくれるという訳では無いけれど、選択肢をより分けて危険を回避したり、考え方を整理整頓できたり、建設的な対策を講じたり、願望を実現に近付ける力があることは、十五年以上の鑑定経験と自身の体験から確信しています。私は占いを通じて、心に重く圧し掛かるお悩みを、明るい希望に照らされた未来へと変えて行けるような鑑定士でありたいと思っています。

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