占い師が教える幸せになる恋愛論｜不倫／浮気／復縁の悩み解消コラム

女性に多い恋人・出会いのお悩みとなりますと、やはり「出会いがない」「素敵な男性がいない」というのが多いです。

うーん、考えると不思議ですよね～(笑)会社や街でもたいてい男性がいるのに、どうして『好きになってくれる』人、そして『好きになれる』人と巡り合えないんでしょう?

それにお答えするその前に、ちょっとイメージをしてみましょうか。
あなたが知り合った男性が、何回か話をしているうちにいいなーと思っているけれども、まだ正式に告白したわけでもされたわけでもない、そんな状況です。

その時あなたは、自分が『この理想の人に告白されても(しても)いい』、そんな自分ですか?

『ちょっとスタイルが…』
『こんな性格じゃ釣り合わないわ…』

なんてためらっちゃったんじゃないでしょうか?
現実の見た目や性格でなく、この『自分を認められていない』気持ちが、実は出会いや恋人からあなたを遠ざけている原因です。



物を買う時に例えましょうか。セールスマンが何か販売に来て、『でもこの商品、○○な部分や△△な部分がだめなんです、でも買ってください!』って言われたら…買いませんよね。

もちろん口に出して自分の欠点を言って回っているわけではないでしょう。でも、通りすがりならまだしも、恋人として、そして将来的にはパートナーとして付き合っていこうと思って相手を見ると、どうしても深く相手を知ろうとするのです。その時、なんとなく自信のない部分というのを相手に察せられてしまいます。スピリチュアル的に、無意識にそういうエネルギーを感じ取ってしまうのです。

『この子なんとなく暗いな…』なんて思われて、いわゆる『いい娘なんだけど恋人として付き合うにはちょっとな…』というジャッジが下されてしまい、付き合うまでに関係が進展しない、という結果になってしまいます。

では、スタイルが良くなれば、性格が良くなれば彼氏が見つかるのか?

いいえ、重要なのは『自分を認められていない』ところです。
自己受容と言ったりもするのですが、自分の良い部分だけでなく悪い部分も、『そんな自分でもいい』と認める事のできる心持ちが重要です。

誰かを好きになるために、誰かに好きになってもらうために、まず自分を好きになってください。その上で、自分が生きていくのに困る部分がもしあれば世間的には改善していけばいいのです。
恋人、愛情というのは一方通行ではいけません。相手に与えるのと同じように自分自身も愛してあげるようにしてください。そうすれば愛情のエネルギーがうまく循環するようになり、よいパートナーが自然と現れるようになり、そしてその事に気がつける自分になります。

また逆に、先ほどイメージした時に『大丈夫、自分はこんなにもふさわしい』と思われた方でも実は落とし穴があります。
『こんなに自分磨きもしているし、色々な場所に行って男性とも知り合っているのにいい人がいない…』
こういう風に頑張っている方は、恋人というよりも婚活、結婚も初めから視野にいれていらっしゃるかと思います。そんな時、どういう結婚像を思い描いてらっしゃるでしょうか?おそらくは、
『家庭に入りたい』『はやく子供を産みたい』という、『安定させてもらいたい』という気持ちが付き合う前からあるケースが圧倒的です。実はこういう気持ちも、男性から避けられてしまう事があるんです。
今度はお付き合いする前の段階ですでに『結婚』がチラついていると、男性の方はまずは恋人から、そしてその後の事は実際に付き合ってから考えようと思っている時に『付き合ったら結婚直行?この娘の事まだ良く知らないのになんだかなあ…しかも初めから専業主婦なんだ…オレが病気したりリストラされたりしたらどうするんだろ…?この娘の人生に責任持てないかも…?』とそもそもお付き合いするのを考え直してしまいます。

何より結婚が頭にある場合、相手の性格よりもどうしてもステータス、たとえば職業や収入、下手すると相手の親の事(介護が気になるので)まで考えてしまって、ついつい『ご職業は?』とか『ご両親は?』と言った事を世間話でなく細かく根掘り葉掘り聞いてしまいがちです。
自分自身より自分の環境に好意を持たれている、と悟られてしまうのですね。
もう一度、セールスマンで例えると『この商品!すごいいいんです!めちゃくちゃいいんです!○○な所とね!△△な所が!ご職業は?すごーい!お金持ちで家の広いあなたにとてもぴったり!リース料がちょっと50年くらいかかるけどいいよね!だってお金持ちですもんね!!!』

…こんなうっとうしい押し売りじゃ、本当は欲しくてもいらないって言っちゃいそうですよね…。

恋人や出会い。間違いなく相手があってのものです。

相手にとってあなたの良いと思う部分、悪いと思う部分の両方ともが相手が判断するものでありその判断は相手だけのものです。卑下しすぎることなく、かと言って過剰に自信をもちすぎることなく、あなたも自分自身を、そして相手自身を見るようにしてください。そして正しく愛情のエネルギーの循環が起こる(お付き合いができる)ようになる事を祈っております。