占い師が教える幸せになる恋愛論｜不倫／浮気／復縁の悩み解消コラム

みなさま、ごきげんよう。
霊感タロット占い師のshinjiです。
当コラム三回目のお題は【不倫・浮気】です。
本日もよろしくお願いします。

まず最初に言いますが、不倫は避けたほうがいい。
これは大前提です。

別に不倫それじたいがダメってわけではありません。
不倫についてまわる「うしろめたさ」が問題なのです。

本当はいけないことだと分かっているのに、どうしてもやめられない、気持ちがとまらない。

不倫に限ったことではありませんが、よくないと知りながら、うしろめたさを持って何かをするのは、失敗体験を積み重ねることになります。
弱い自分がどんどん嫌いになってしまいます。

もしも、世界のどこかに、不倫・浮気という概念の無い国があったなら、日本で不倫と呼ばれるものもただの恋としておおっぴらに出来ますが、ぼくたちの生まれた国では残念ながら、不倫、イコール後ろめたいものとされています。

弱さを繰り返して、ご自身の心を傷つけるようなことはしないでいてほしい、幸せであってほしい。
これがぼくの願いです。



さて、そうは言っても、「わかっちゃいるけどやめられない」のが人間という生き物です。
一度好きになってしまった気持ちを止める方法は、占い師にもわかりません。
ここはひとつ、一緒に解決策を考えてみましょう。

あなたはその恋で何を残したいですか？

不倫の相談で訪れるクライアントの方たちを見渡すと、ある傾向が見受けられます。

条件反射の方が多いのです。

家庭でストレス→優しくされた→浮気魅力的な異性に出会った→向こうには家庭があると知りつつ・・・

与えられた状況に対する反応だけで行動していて、そこには自分の意志というものがありません。

受け身ではだめなのです。
自分で決めて自分で選んだ選択肢でないと、他人からみてどれだけ幸せでも、納得も満足感も得られないのです。

だからここで、一度自分の意志と目的をはっきりさせておきましょう。

あなたはその恋で、何を得たいか、何を残したいのか。

楽しかった思い出だけが残ればじゅうぶん、と考えるならば、それでもいいのです。
ただし引き換えに、事がおおやけになったときの慰謝料とか、相手の家庭を壊したことで買う恨み、社内恋愛なら仕事も失うかもしれないことなどもハカリにかけたうえでの結論でないのであれば、意志をもって起こした行動とはいえません。

相手と結婚したい、こどもが欲しい。
これらを望むのであれば、すこし具体的な計画が必要になってくるでしょうね。

まず、相手の気持ちを確かめる必要があります。
むこうはあなたほど熱心ではないかも知れないのです。
言葉と態度がうらはらでないかもよく観察しましょう。

慰謝料と、どちらかにこどもがいれば養育費、これらを払い続けても結婚生活が成り立つか、自分たちのこどもを育てるのに掛かるお金も合わせて考えなければいけませんね。

「わたしは、これらの困難を乗り越える。」という、意志ある決断そのものが、あなたを幸せに導くみちしるべになるのです。

占い師はあなたの味方

不倫の相談で破局、相手の心変わり、ひどいときは裏切りを暗示する鑑定結果がでても、それをお伝えしたところで、お客様は聞く耳をもたないことが多いです。
これは、ぼくの力不足の面もあります。
言葉を、耳ではなく心に届けるのが、占い師のつとめだからです。

だから知恵を振り絞って、心に届く言葉を選ぶのですが、状況に反応する「くせ」のついてしまったお客様は、障害のある恋に、かえって盛り上がってしまいます。
美談に例えられるコレも、じつのところは執着という名の条件反射にすぎません。
待ち受ける困難を知りつつ、迷いながらも踏み出した、勇気ある一歩とは違うのです。

ですがみなさま、どうか占い師の言葉に耳を傾けてください。
悪い結果が見えているときに、占い師はどうにか軟着陸させようと言葉を尽くします。
仕事だから？お金をもらっているから？
いいえ違います。

占い師も一人の人間、お客様も一人の人間だからです。
人間同士だから、悪い結果が出れば心配なのです。
目の前の人に幸せになってほしい、悪い結果であればせめてダメージを最小限にしたい。
占い師だって、そんな当たり前のことを考える一人の人間なのです。

あなたが不倫の恋で占い師の元を訪れるとき、きっと、「今より幸せに」、そんな気持ちで、降りたことのない駅で降り、歩いたことのない道を歩き、叩いたことのないドアを叩いたはずです。

それは意志ある一歩。
いままでの条件反射思考とは違います。
たくさんいる占い師の中から、あなたが幸せになりたくて選んだ一人です。

占い師を信じるのではなく、その占い師を選んだ、あなたの直感、あなたの意志を信じてください。

その選択が、幸せへの階段の一段目なんですよ。