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幸せになる恋愛論片思い・相手の気持ち
恋は、精神の成長と共にある
みなさま、ごきげんよう。
霊感タロット占い師のshinjiです。
二回目となる当コラム、本日のお題は【片思い・相手の気持ち】です。
よろしくお願いします。
さて、本当のところを申し上げますと、ぼくにとって恋愛はあまり得意な分野ではありません。
ぼくは、物理的、精神的、また社会的に引きこもっていた時間が長く、そのあいだ恋愛というものを自分から遠ざけていたからです。
このコラムのお仕事をいただいたときも正直頭を抱えました。
恋愛に関するアレコレが自分の引き出しの中にはあまりに少なく、一ヶ月前に話の来ていたこのコラムも、いまや締め切り三日前です(笑)
悩んだすえ、このさい苦手なことは苦手と打ち明け、自分の数少ない経験の中から一つ選んで書くことにしました。
しばしお付き合いください。
ぼくの片思い経験の中でいちばん鮮明に覚えているのは、17歳の夏のものです。
当時、高校三年生だったぼくの周りには、生徒会活動で知り合った友人たちがいました。
そこでの後輩Aさんが、このエピソードのヒロインです。
彼女は、ぼくの親友Bくんの彼女でしたから、最初は恋愛感情は持っていませんでした。
というより、ぼくは、誰かに恋をする、という感覚そのものを忘れていました。
中学生のときにまったく友達を作ることのできなかったぼくは、孤独に押しつぶされて人間らしい感情をどこかに忘れてきてしまったのです。
高校に入ってからは同級生や友人に恵まれたものの、相変わらず卑屈なままだったぼくは、「自分はニンゲンじゃないんだ」と、泣いたり笑ったりすることを避けて暮らしていました。
そのぼくがAさんを意識するようになったきっかけは、ほんの些細なことです。
ぼく、Aさん、Bくんの三人で遊んでいるときに、ひょんなことからメガネの話題になりました。
度が合う、合わない話をしていてぼくが取り出したメガネを手にとったAさんは、自分の顔に浅く掛け、「似合う?」と上目遣いでいたずらっぽく微笑んだのです。
その表情がぼくの胸を射抜きました。
ボーっと見とれて頭が真っ白になってしまったぼくは、二人から「どうしたの?だいじょうぶ?」と声を掛けられるまで、10秒くらい固まっていたらしいです。
それ以来Aさんのことが気になって気になって仕方がありません。
いれば目の端でチラチラ見てしまうし、いなければAさんのことばかり考えてしまいます。
それまで恋愛対象として意識したことのない相手、というか恋というものを忘れていたぼくです。
それが恋のときめきだとは、このときまだ気付いていませんでしたので、自分がまったく平静を失っていることに戸惑いと苛立ちを感じました。
ある日、ふと思ったのです。
ぼくはなぜAさんのことばかり考えてしまうのだろうと。
そしてすぐに気付きました、これは恋だと。
このときの衝撃はたいへんなものでした。
数学の授業中の教室で一人、驚きと興奮で背中にじっとりと汗をかいたことを、はっきりと覚えています。
自分はニンゲンじゃない、と思い込んでいたぼくが恋をしたのです。
恋をしたことそのものより、人間らしい感情が戻ってきた、人間に戻れた、ということが嬉しくて嬉しくて、自然となみだが出てきました。
そして、20年たったいま思うのです。
恋は、精神の成長と共にある、と。
それも、恋愛の中で成長していくのではなく、成長の、ある段階を超えるたびに、その結果として恋をするのだと。
ぼくの、いまある人間らしさは、このとき恋をしながら得たものではありません。
人間らしさを取り戻したから恋をしたのです。
思春期の訪れを告げる初恋も、
恋愛の中で思春期を迎えるのではなく、
思春期に入るから恋をするのです。
幼なじみから恋人へ。
大人になってからのパートナー探し。
人生の新しいステージにはいつでも恋愛がつきものです。
不倫の恋だって、いまの環境に抱えている不満を解消するために起こした、積極的な行動であることに変わりはありません。
入学祝いの贈り物や、誕生日のプレゼント。
ぼくたち人間は、目先のものに目を奪われがちです。
欲は深く、考えは浅いのが、人間というものだからです。
ですが、本当に大事なことは、前の学校を卒業し、難関のテストを抜けて次の学校への入学をしたことだったり、一年無事に過ごして一つ歳をとれたという事実です。
万年筆やケーキは、あなたが自力で果たした成長へのご褒美に過ぎません。
同じように、恋は、成長を遂げたあなたへの、運命からのご褒美のようなものなのです。
恋愛の中でも片思いは、思いを抱いた瞬間のときめきとはうらはらに、つらい期間の長いものです。
相手は自分のことをどう思っているのだろう、この恋は実るだろうか。
不安な気持ちでいっぱいで、それこそ夜も眠れないこともあります。
そんなときはどうか、この言葉を思い出してください。
「自分は、どんな成長をしたことで、この恋を受け取ったのだろう」
きっと、なにか決意をしたはずです。
それをはっきりさせて、成長した自分に自信を持つことができれば、その恋にも、勇気をもって一歩踏み出すことが出来るのです。
霊感タロット占い師のshinjiです。
二回目となる当コラム、本日のお題は【片思い・相手の気持ち】です。
よろしくお願いします。
さて、本当のところを申し上げますと、ぼくにとって恋愛はあまり得意な分野ではありません。
ぼくは、物理的、精神的、また社会的に引きこもっていた時間が長く、そのあいだ恋愛というものを自分から遠ざけていたからです。
このコラムのお仕事をいただいたときも正直頭を抱えました。
恋愛に関するアレコレが自分の引き出しの中にはあまりに少なく、一ヶ月前に話の来ていたこのコラムも、いまや締め切り三日前です(笑)
悩んだすえ、このさい苦手なことは苦手と打ち明け、自分の数少ない経験の中から一つ選んで書くことにしました。
しばしお付き合いください。
ぼくの片思い経験の中でいちばん鮮明に覚えているのは、17歳の夏のものです。
当時、高校三年生だったぼくの周りには、生徒会活動で知り合った友人たちがいました。
そこでの後輩Aさんが、このエピソードのヒロインです。
彼女は、ぼくの親友Bくんの彼女でしたから、最初は恋愛感情は持っていませんでした。
というより、ぼくは、誰かに恋をする、という感覚そのものを忘れていました。
中学生のときにまったく友達を作ることのできなかったぼくは、孤独に押しつぶされて人間らしい感情をどこかに忘れてきてしまったのです。
高校に入ってからは同級生や友人に恵まれたものの、相変わらず卑屈なままだったぼくは、「自分はニンゲンじゃないんだ」と、泣いたり笑ったりすることを避けて暮らしていました。
そのぼくがAさんを意識するようになったきっかけは、ほんの些細なことです。
ぼく、Aさん、Bくんの三人で遊んでいるときに、ひょんなことからメガネの話題になりました。
度が合う、合わない話をしていてぼくが取り出したメガネを手にとったAさんは、自分の顔に浅く掛け、「似合う?」と上目遣いでいたずらっぽく微笑んだのです。
その表情がぼくの胸を射抜きました。
ボーっと見とれて頭が真っ白になってしまったぼくは、二人から「どうしたの?だいじょうぶ?」と声を掛けられるまで、10秒くらい固まっていたらしいです。
それ以来Aさんのことが気になって気になって仕方がありません。
いれば目の端でチラチラ見てしまうし、いなければAさんのことばかり考えてしまいます。
それまで恋愛対象として意識したことのない相手、というか恋というものを忘れていたぼくです。
それが恋のときめきだとは、このときまだ気付いていませんでしたので、自分がまったく平静を失っていることに戸惑いと苛立ちを感じました。
ある日、ふと思ったのです。
ぼくはなぜAさんのことばかり考えてしまうのだろうと。
そしてすぐに気付きました、これは恋だと。
このときの衝撃はたいへんなものでした。
数学の授業中の教室で一人、驚きと興奮で背中にじっとりと汗をかいたことを、はっきりと覚えています。
自分はニンゲンじゃない、と思い込んでいたぼくが恋をしたのです。
恋をしたことそのものより、人間らしい感情が戻ってきた、人間に戻れた、ということが嬉しくて嬉しくて、自然となみだが出てきました。
そして、20年たったいま思うのです。
恋は、精神の成長と共にある、と。
それも、恋愛の中で成長していくのではなく、成長の、ある段階を超えるたびに、その結果として恋をするのだと。
ぼくの、いまある人間らしさは、このとき恋をしながら得たものではありません。
人間らしさを取り戻したから恋をしたのです。
思春期の訪れを告げる初恋も、
恋愛の中で思春期を迎えるのではなく、
思春期に入るから恋をするのです。
幼なじみから恋人へ。
大人になってからのパートナー探し。
人生の新しいステージにはいつでも恋愛がつきものです。
不倫の恋だって、いまの環境に抱えている不満を解消するために起こした、積極的な行動であることに変わりはありません。
入学祝いの贈り物や、誕生日のプレゼント。
ぼくたち人間は、目先のものに目を奪われがちです。
欲は深く、考えは浅いのが、人間というものだからです。
ですが、本当に大事なことは、前の学校を卒業し、難関のテストを抜けて次の学校への入学をしたことだったり、一年無事に過ごして一つ歳をとれたという事実です。
万年筆やケーキは、あなたが自力で果たした成長へのご褒美に過ぎません。
同じように、恋は、成長を遂げたあなたへの、運命からのご褒美のようなものなのです。
恋愛の中でも片思いは、思いを抱いた瞬間のときめきとはうらはらに、つらい期間の長いものです。
相手は自分のことをどう思っているのだろう、この恋は実るだろうか。
不安な気持ちでいっぱいで、それこそ夜も眠れないこともあります。
そんなときはどうか、この言葉を思い出してください。
「自分は、どんな成長をしたことで、この恋を受け取ったのだろう」
きっと、なにか決意をしたはずです。
それをはっきりさせて、成長した自分に自信を持つことができれば、その恋にも、勇気をもって一歩踏み出すことが出来るのです。
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カテゴリー:片思い・相手の気持ち
コラムニスト|shinji先生のプロフィール
十年間の修行で培ってきた霊感を用いる私の占いは、もちろん的中率にも自信がありますが、 最も得意とするところは相談者様の悩み苦しみの気持ちに寄り添って、少しでも心の負担を楽にして頂くことです。 「占いなどではどうにもならない」、そういう深い悩みをお持ちの方こそ、私のところへいらして下さい。 一緒に考えて参りましょう。
片思いの悩みや、相手の気持ちを占い師に電話で直接聞いてみませんか?
両思い、片思いのときには相手の気持ちが気になり、自分のことをどうすればもっと好きになってくれるか悩みますよね?
この片思いが叶うのか占いをしたり、相手の気持ちを占いで診断してみたり…。
なかなか一歩踏み出せない辛い思いをしたり、勢いにまかせて行動した結果、予期せぬ失敗を招くこともありますし…。
片思いはとても楽しく素敵な事ですが、叶わなかったり長引けば時に傷ついてしまうこともあると思います。圧倒的な救済率の高さを誇る電話占いピュアリでは、片思いを実らせる恋愛テクニックを丁寧にわかりやすく教わったり、片思いの可能性を占いで出すことができます。
直接顔を合わせる対面鑑定ではないため、表情を読み取ることができません。なので、堂々と今抱え込んでいる悩みを打ち明けることができると思います。
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