占い師が教える幸せになる恋愛論｜不倫／浮気／復縁の悩み解消コラム

こんにちわ、スピリチュアルカウンセラーの美有珠(みゅーず)です。
４回に渡ってお送りしてきました私のコラム、とうとう最後のテーマになりました。
今日は「復縁・縁切り」
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別れた人と「もう一度ヨリを戻すことが出来るでしょうか？」とご相談を受けたとき、必ず私が相談者の方に聞く二つの重要なポイントがあります。

「どんなことが原因で別れてしまったのですか？」
「その問題は解決したのですか？」

別れの原因が、自分や相手の性質的な部分や、思いやりの無さ、人として信頼できない行動などの本質的な部分であれば、そこを改善しない限り何度やり直したところで、また同じ問題にぶつかります。
ここは、占いもスピリチュアルも関係ありません。

けれど、自分たち以外の問題、例えば家族の事や仕事で悩んでいてギクシャクしてしまったとか、何が原因かは分からないけれど色々な事情が重なって会えない時間が増えてしまったという場合は、時間を置いて再びヨリを戻せる可能性があります。

人はみな、運気の流れの中に乗っているので、時に自分ではどうしようもない激流にのみこまれる時があるのです。
もし彼がそういう時期に入ってしまって、いつもと違う言動を取ってしまったとき。
女性が頭に血が上って大騒ぎすると「いま大変で、きみのことを構っている暇はない」と彼にリタイアされてしてしまうことが良くあるのです。

そんな場合は、彼の置かれている状況ではなく、自分の気持ちばかりに目を向けてしまったことを反省し、彼に許しを請うことで「もう一度がんばってみようか」と復縁出来たりします。
スピリチュアルな意味では復縁ではなく、一段階成長した二人の新たなスタートだからです。

でも男性が言葉では詳しく説明しないで、一方的に別れを告げるケースもあります。
女性は事情が分からないので「いったい何がいけなかったの？」とパニックになるし、答えが出ないだけに引きずってしまいますよね。

こういう場合は得てして、いままでの自分の中に答えがあるのです。
言われてたし、分かってはいたけど、出来なかったことってなかったですか？
今までを思い返してみると、自分がいかに彼に要求ばかりしていたか。
でなければ、自分の気持ちを表現して来なかったか。
彼が別れたいとまで思う理由は、あなたの心が一番良く知っているはず。

でも「それに気づいて改善したら、必ずやり直せますか？」というと、そこはケースバイケース。



不思議に思うかも知れませんが、実は運命には「何かを学ぶためだけに出逢う人」というのが居るからです。

ほんの短い時間だけ一緒に過ごし、強烈な印象を残して、まったく縁が切れてしまう人。
それが「学びの使者」です。

人は誰しも、宇宙(天)に選ばれて、誰かの「学びの使者」の役割を果たす時があります。
もちろん本人は気づいていませんが、運命を変えるような言葉を発したり、気付きのキッカケを与えたりします。そして役目が終わると、縁が切れるのです。

彼があなたに、改善点を教えるためだけに登場した「学びの使者」だった場合は、気付いて改善出来た場合でも、また縁をつなぐことは難しい。お役目が終わっているからです。

次に「縁切り」について。
まず私はスピリチュアルカウンセラーですから、宇宙の法則や、あなたを護っているガイドの方とのお話を通じて、ご本人が運命を切り開いていくためのお手伝いが本業です。
占いもそう。「このまま、放って置くと、こういう流れに乗っていますよ」というお話をさせていただくので、その流れを変えたり、押しとどめたり出来るのは、私ではなく主役であるご本人だけだと考えます。

だからご本人でも、祈祷師でもない私が「縁切り」を行うことは致しません。
じゃあ、ご相談者本人が誰か、もしくは何かと縁を切りたいと思っていた場合はどうするか、ですよね？

答えは簡単、覚悟を決めて宣言していただきます。
「縁を切る」ということは、今の流れを断ち切り、違う流れに乗るということですよね？ 邪魔な人だけに居なくなってもらう、なんて都合の良い話ではありません。
縁を切ったことで発生する不都合も「引き受けます」という覚悟は人任せに出来ることでは無いからです。

何かと縁が切れない人、というのは「覚悟が出来ない人」。
「この縁を切ったら、他にも失うものがあるかも・・・」という、変な下心があると誘惑に負けてしまうのです。

でも人の意思、覚悟、決意といったものは強いエネルギーを発するものです。

もう十分に学びは終えました、あとはこの縁を切って（付随するものも無くなるかもしれないけれど）それでも私は前に進みたい！
そんな強い、ポジティブな覚悟は宇宙(天)からの応援を引き出します。

出逢いも別れも、すべての出来事から学びは得られ、人は成長します。
その当時は辛くても、全てを糧に出来たら「あのときがあって良かった」と感謝できるようになるのです。

心（魂）と身体、思考（頭脳）をバランスよく使い、自分の人生を覚悟を持って引き受けたなら、人は誰でも辿り着くべき幸せへと歩んでいけます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。