占い師が教える幸せになる恋愛論｜不倫／浮気／復縁の悩み解消コラム

鑑定士の勝堂です。こんにちは☆

復縁って様々なご相談の中では、難しいご相談の一つですが、復縁=縁を結ぶ、縁結びと縁を切る、縁切り。本来は、結婚式の時に、両家の、悪しき縁(例えば、互いの御先祖様が、源氏と平家等)を切り払い、両家の良い縁を結ぶ。一見、真逆の事を『婚礼の儀』として、行っておりました。只、現代の結婚式は、セレモニー的な要素が強く、あまり、意味を成さない気が致します。最も、この行儀事態、正式に執り行える方も、時代と共に、少なくなりました。過去に、ご相談を受けた時の話しをしますね？



あるご夫婦が、居ました。このご夫婦は、古くからの知り合いで、特に、奥さんの方は、(仮にBさんとします。)学生時代からの僕の後輩でした。Bさんは、一度離婚しましたが、現在の旦那と知り合い、結婚しました。この時に、Bさんに頼まれ『婚礼の儀』を執り行いました。

とても、優しい旦那様で、良く３人で、遊びました。Bさんは、多少、霊感があり、霊が見える！と言っては、周囲の人を驚かせていたりしました。その影響で、一時期、精神的に追い詰められた時期があり、不眠症、うつ等で、睡眠薬を飲んだりしていました。Bさんは、学生時代、僕と一緒に空手をやっていましたので、男勝りな元気な方でした。数年後子供が産まれました。僕は、自分の事の様に、大変喜びました。その子が、小学生になった頃、突然！Bさんから、泣きながら電話がありました。聞けば、『旦那が、浮気した！』と。旦那も、仲の良い友達なので、『男同士で、僕が、旦那に話しを聞いてみるよ。』と言って、Bさんをたしなめました。旦那に合って話しを聞いてみると、会社の後輩で、普段特に意識した事は無く、会社の飲み会で、重役を送迎するという立場だったので、飲み会終了後、彼は、重役を送ろうとしたら、『俺は、もう一軒寄って帰るから、俺の代わりに、娘を送ってやってくれ』と頼まれ、その日は、重役の娘(会社の後輩) を送り、その日は、帰ったらしい。そんな事があってから、彼女は、だんだん打ち解けて、色んな話しをするようになり、家の方角が、同じと言う事もあり、残業が続いたり、夜中まで、仕事が、終わらない時など、彼女を家まで、送る様になり、たまには、一緒に、食事等を共にする様になっていた。

そんな、ある日、いつもの様に彼女を送って行った時に、その日に限り、彼女に預けていた、翌日の会議に使う資料を取りに、玄関口まで、上がった時、『あれ？資料確かここに置いたはずなんだけど、見当たらない。ちょっと探しますね？』彼は、まだ、未完成の書類を早く仕上げたい気持ちが強く、『早く帰りたいから、一緒に探すよ？お邪魔して良い？』『あ、じゃあお願いします』と言う流れになり、ドアを閉めた瞬間！抱き付かれ、いきなり、キスされ、拒んだのだが、そのまま流されてしまった。という事だった。彼女は、重役の娘と言う立場を利用し、再三再四、関係を迫られ、拒むと、父親に言う！と、言われて、おとなしい彼は、何も言えぬまま、関係が続いたらしい。

今は、部署が変わって、あまり、会社では、会わなくなったが、定期的に連絡があったが、用事がある。と言ったり、無視したりで、会わない様にしている。と言う事だった。

さて。元々勘の鋭いBさん。数日の残業？続きを不振に思い、旦那に『女出来たか？』とのストレートな、かま掛けに

旦那は、素直にうなずいたらしい。

そうなると、手が付けられなくなるBさん、旦那を殴る！蹴る！止めに入った、僕まで、蹴り飛ばす始末(笑)

二人きりで話し合うのは、何かと問題あるかなぁ？と思った僕は、中立的な立場で、間に入り、『その女に会わせろ！』の一点張りのBさんをなだめつつ、

話し合った。まず、浮気相手の彼女には、『家内に、浮気がバレたので、今後会うことは出来ない。』とメールし、アドレスを削除し、変更した。それでも、会社の机に、『合って話したい』と手紙が、置いてあったが、『家内が、弁護士に相談して、慰謝料の請求を考えているし、今、精神的に不安定なので、会えない。』と、何度か、やり取りをしたらしい。ようやく落ち着いた頃、会社の重役に、呼び出され、『君、娘をモテ遊んだのかね？どう責任を取るんだ！』と、問い詰められたが、ありのまま正直に話したが、『言い逃れするな！関係を持ったのは、事実だろう！』と言われて、素直に、『はい。申し訳ありません、どんな処罰でも、お受けします』

と言うと、自宅謹慎３ヶ月と給料カットを役員会で処分を決定され、言い渡された。

Bさんは、弁護士に相談し、慰謝料請求も含め、謹慎３ヶ月は、不当と、訴訟を起こした。旦那は、会社を辞める覚悟をした。弁護士の見解では、慰謝料は、発生しても、恐らく、少額で、立場上不利であるとの見解だった。しかも、余り進展も見られず、長期的な裁判になる事は、目に見えていた。Bさんは、は日増しにイライラを募らせていた。何か仕返しをしたい！僕に、冗談で、『呪いでも、掛けて欲しい！』と言ったが、あれは、半分本気だったかも…

僕は、呪いは、無理だけど、縁切り祈祷をやってみるかい？と言ったら、乗り気で、旦那と子供も含め、家族一丸で、懸命に、祈祷さした。数週間後、あれほど長引くかと思われた裁判が、1通の手紙で、幕が明けた。全面勝訴だった！先方は、全面的に、非を認めて、重役直筆の謝罪文も、送付されて来た。その日に、旦那の会社から連絡があり、会社に呼び出された。会社に行ってみると、重役も、娘もおらず、上司に聞いたところ、重役は、地方に転勤したとの事だった。裏事情だと、実は、この娘さん、過去にも、何度も、同じ事をしていたらしく、今回、父親である重役にも、全て明るみになった事もあり、そそくさと、自ら転勤してしまったらしい。

更に！最悪な事に、本社での、経費に、不正が発見され、使い込みが、ばれて、左遷させられた。との噂も流れ、旦那は、休暇後、晴れて会社に戻る事になった。一方！Bさんは、慰謝料としては、かなり高額なお金を手にし、上機嫌で、旦那と二人仲良く手を繋ぎ、海外へ飛び立って行った。子供を僕に、預けて…

子供も、連れてけー！！

しかし、あの短腹な、Bさんが、良く離婚しなかったな～と思った。今頃、海外で、ショッピングに連れ回され、荷物を抱えて歩く旦那の姿が目に浮かび、思わず笑ってしまった。何にせよ、めでたしめでたし♪


ご縁は、雑に扱っては、いけません。
僕も、皆様とのご縁を大接近にします。

御多幸～☆勝堂☆～