占い師が教える幸せになる恋愛論｜不倫／浮気／復縁の悩み解消コラム

「最近、気になる人ができました。その人が私のことをどう思っているのか知りたい。」相談に来られるお客様の年齢に関係なく、このような相談を受けることは多いものです。恋愛の初期段階、あるいは、恋愛まで行かないまでも、ほんの一回だけどこかで一緒に時間を過ごした人に対しても、心の中でその人のウエイトが高まっている状態です。
そうした「心のトキメキ」は、いくつになっても、失われないもののようです。また、そうでなければ、日々の生活を過ごす上で、張り合いも無くなってきてしまうでしょう。

私は四柱推命を中心として、チャネリングも必要なときに使いながら、セッションを行っています。四柱推命は、生年月日によって「四柱推命特有のシンボル」を導き出し、そのシンボルの並びや関係性を見ながら行う占術です。ですので、生年月日が分からなければその人の四柱を導き出せずに、占いの根本が成立しないのです。
「気になる人がいて、その人の気持ちを知りたいのですが、実は、生年月日はまだ聞けていないのです・・・。」このような相談内容を打ち明けてくる方も、意外と多いのです。
「気になる人に出会ったけれども、まだ出会っただけで、お互いの基本情報すらまだ交換できていない。先に進めたいのはやまやまだけど、その先に進めるかどうかの可能性を知る上で、あらかじめ相手の気持ちを確認しておきたい。」
相談に来られるお客様の心の中を代弁すると、このようなことになるでしょうか。気になる人ができたなら、その人との関係をよりよく発展させたいと誰もが思うでしょう。
関係を発展させることは、当の本人でなければ行うことができないのです。



関係性を発展させることは、お互いを良く知ることが基本です。単純接触の回数を重ねていき、そこから、より深い内容のことを聞けるようになっていくこと。これは、男女問わず、恋愛感情の有る無しに関わらず、人間関係を構築していく上での基本です。

現世に生きる私たちは、肉体を持っているがゆえに、「感覚的に察知する能力」には限界があり、卓越した感受性を持つ人は中にはいるものの、すべての人が「感受性だけで判断できる」訳ではありません。必ず、言葉が必要なのです。自分以外の人たちとの情報のキャッチボールも、言葉を通じて行います。お互いを良く知っていく上で必要なのは、やっぱり言葉のやり取りを通じたコミュニケーションなのです。
もしも、気になる人との関係を発展させたいと望むなら、やっぱりコミュニケーションが必要なのです。ちょっと離れた遠くの場所から品定めをするように異性を見つめて、「あの人には好きな人がいるのだろうか？」と考えているよりも、その人との距離を縮めてお互いの基本的な情報をキャッチボールするために行動することが、何よりも必要なことなのです。
お互いの基本的な情報をやり取りできないまま、気になる人と進展ができるかどうかを考えるのは、よく考えるとナンセンスです。なぜならば、基本的な情報をやり取りできないのならば、人とのつながりの基本が無いことになるので、気になる人との関係性自体が存在しなくなるのです。
せめて、誕生日くらいは知っておきたいものです。「自分から誕生日を聞けない」ならば、誕生日を入手する方法を考えましょう。

「奇跡が起きる」ことがあるとします。「運命の人との出会い」があるとします。
それはどんなときに起こるのでしょうか？
映画やドラマの中で起きるようなことは、現実に起こることはあるのでしょうか？
片思いと思っていたあの人が、突然私のほうを向いて愛情を伝えてくることがあるのでしょうか？
思いの力は確かに私たち人間に存在します。その思いの力を何倍にも増幅して、目の前の現実として具現化する方法は、何を隠そう「言葉にすること」なのです。
気になる人ができても、誕生日すら分からない。単純接触の回数を増やすようにして、だんだんと距離感を縮めていきながら、相手の基本情報を知るように行動してみましょう。そして、単純接触の回数が増えていくうちに距離が縮まり、違和感無くなってきます。
「何月生まれ？誕生日の星座は何座？動物占いだとどんな動物？」
誕生日を知るための会話はいろいろあります。お互いのことをもっと知るためのステップに過ぎず、コミュニケーションのひとつの形です。
逆に言うならば、このような基本情報すら聞くことができずにいたなら、そこから先は、気になる人が現れていても何も発展しないのです。

言葉にして行動するときに、奇跡が起こります。
「あの人と、もっと仲良くなりたい！」と心に決めて言葉にする。
独り言でよいのです。寝る前に、布団の中でつぶやくのでも構いません。朝、鏡の前にいる自分に向かって言うのもＯＫですし、職場に向かう道の途中で青空を見上げて言うのもありです。
とにかく、言葉に出すことが重要。そして、行動に移してみることも、忘れずに。