占い師が教える幸せになる恋愛論｜不倫／浮気／復縁の悩み解消コラム

最近、ある女性から「浮気されていると思っていたらどうやら自分の方が浮気相手だったみたいなんです」とご相談を頂きました。はあ、なるほど、浮気相手になってしまっていたとは、ご本人もいろんな意味でかなりの落ち込み様でした。

では、浮気って具体的にはどんなこと？いざその言葉にするとイマイチ意味が良く分からない様に思えます。辞書を見ると、一つのことに集中できず心が変わりやすいこと、移り気、異性に心をひかれやすいこと、多情など記載があります。では恋愛における浮気ってどこからが浮気ですか？

多情ですか？行動が伴えば浮気ですが、心の中だけで考えるだけなら妄想とも言えるし、もっと美しい言葉でいうなら儚い恋心とも言えます。心の中は本人以外には実際のところは分かりません。

移り気ですか？気持が移ってしまったのならそれは浮気ではなく、一つの恋が終わったという解釈もできます。



そこで私は、浮気をされた側が、「それは浮気でしょ！」と言えば、浮気だと解釈するのが一番分かりやすいと思っています。ですから人によって浮気の定義が違ってきます。彼が女性と二人だけで食事をしたら浮気という人、セックスしたら浮気と言う人、もっと寛容な人だと同じ人と2回以上会ってセックスしたら浮気という人もいます。1回だけは遊びなのだそうです。

浮気って男性にされたくない事のトップ３に入ると思いますが、みなさんは浮気した、またはされた経験はありますか？浮気をされたと分かった側は、それが分かった時から心臓はドキドキし、食事は喉を通らず、自分の心が揺さぶられるし、相手に対する怒りから夜も眠れず、または自分を責めて、自分に自信を持てなくなる、もっと重症になると心が病む事もあります。

浮気をされた自分の気持ちを相手にしっかりと訴える事ができる頃には、たいぶ状況把握が進んでいる頃でしょう。そして、男性は、あなたにこう言います「浮気したのは悪かった。気の迷いだった。」続けて「お前が一番だ！」。そう言われて、相手にまだ愛されている、認められていると言う気持ちから仲直りするカップルも多いです。

ちょっと待った！この一時的な解決方法を私は、個人的には好ましく思っておりません。仲直りするのはOKなのですが、「やっぱり私が一番なのだ」と思う事が気に入らないのです。もし私が浮気をされた側で相手の釈明を聞いているとしたら「お前が一番」という言葉は、一番カンに障ります。一体何様のつもりでランク付けしているのかと怒りがこみ上げ、その言葉を聞いた瞬間、付き合いは終わります。男性が女性より優位だと思うから「一番」という言葉が出るのだと思っていますから私は受け付けません。そこは無難に誠心誠意謝ってもらう事以外にはありません。

さて前述の自分がまさかの浮気相手だった女性ですが、彼女の手相を主に観させていただきましたが、障害線の後ろ1年以内の箇所にきれいな開運線を見つけました。手相では開運線、影響線というのを探して流年（何歳に相当するか）を取るとその人の出会いや結婚の年齢まで分かります。「ここで止まっている場合じゃないですよ」と手相から予想される近い未来の話しをさせていただきました。半年もすればきっとステキな男性に巡り合っている事でしょう。

なぜ、新しい男性の可能性を私が告げたかというと、手相から未来が想像できたからです。浮気癖のある人とヨリをもどして、たとえ相手が今後誠実であったとしても心の傷は消えず、彼の休みが取れないと聞くとまた浮気しているのではと猜疑心の塊になり、いつもそのことばかり考えて自分が委縮してしまいます。信頼関係を根底から覆す事が起こってしまったらいずれ心が離れます。彼女の場合、自分が浮気相手だったというのもあって別れる決心ができた様です。

しかし、男性って浮気しても隠すのがヘタですよね。女性の洞察力が優れているからなのかわかりませんが、男性側の浮気の方がバレる確率は高い様です。

女性だって浮気している人は、少なくありません。でも女性の方が絶対的にバレないのです。理由はいくつか考えられます。まずは、男性はお付き合いしている女性が浮気しているなんて夢にも思わないと言うことが言えると思います。次に、相手のちょっとした変化に男性は鈍感なのです。そして最後に女性は自分の浮気を徹底して隠すことができると言えます。

最近、彼女が妙に優しいとか、外見に気を使っているみたいだとか、服が若くなったなんて事に心当たりがある男性はアンテナを張って自分の大切な人が他に行かない様に注意するべきでしょう。変化に気づいた時には、もしかしたら彼女はあなたに気づかれてもいいと思うくらい心が離れているかもしれません。

最後に、すべての人間関係は信頼関係の上にあります。上っ面だけの遊びの恋ばかり追っているといずれ自分に跳ね返ってきますよ、ご用心。