占い師が教える幸せになる恋愛論｜不倫／浮気／復縁の悩み解消コラム

いきなりですが、恋愛相談って「愛する人に出会うには」「相手が浮気しているかもしれない」「身内が今の人とのお付き合いを反対している」「私は結婚できるのか」「できることなら復縁したい」という内容が多いのではないでしょうか？
この内容は全て別物ではなく繋がっていますが、復縁に関しては少々難しい解釈が必要かもしれません。
「身内に祝福してもらえる愛する人と結婚し、トラブルなく喧嘩せずに一生過ごしたい」
こんな感じになるのではないでしょうか？
一般的には、お付き合いしている最中のトラブル、離婚問題が起きた後にだけ「復縁」という言葉が使われるのかもしれません。

しかし、目に見えない世界の中では、そういう概念だけではないんですね。
今世の自分と前世の自分があり、前世で会っていたかもしれない人と今世に出会う事もあるようです。
腐れ縁という言い方や、運命・宿命の出会いという人もいるかもしれません。
何か意味は必ずあります。
不思議な話ですね。

では復縁について私なりの解釈を。
初めに、何をもって復縁というのかですが、単純には、楽しかったあの頃に戻りたいというものでしょう。
これは無理、戻れません。
過ぎた時間は返ってこないのだから。
互いの気持ちをぶつけ合うのが嫌になり離れてしまった場合、自分の本質そのものを変えるのは簡単ではありません。
ただ、互いが向き合い、状況を冷静に判断し、進化した自分たちが関係を修復したいと心から願えば、うまくいく時もあるかもしれません。
当然、独りよがりではどうにもなりませんよね。



次に、自分が変化すれば相手は向き合ってくれるのか。
これは大きな分岐点になりますよね。
いくら自分が変わると伝えても、相手が受け入れなければどうしようもありません。
そこで、諦めきれない人は占い等の目に見えない力に救いを求めるのだと思いますが、その「目に見えない大きな力」が二人を動かすという認識も必要でしょう。

例えば、先ほど書いた前世の流れや先祖の因縁などの力は強大で、人間にその力が働いた場合、浅はかな知恵や努力では何をやっても全くどうにもなりません。
いいことも、わるいことも。

では、イメージしてくださいね。
先祖を辿ると武士の家系だったとします。
パートナーの先祖も武士の家系だったとします。

その家系、それぞれの先祖が敵対していた関係だったとすれば、その子孫同士が結ばれる事は難しいかもしれません。
だからといって、全ての出来事が目に見えない力に「支配」されているわけではありません。

まず、二人が出会った事について考えてみましょう。
本来出会ってはいけない関係の二人が出会ったのは、何か理由があると思いませんか？
しかも、世界中に星の数ほど人がいるのに、たった二人が同じ空間で時を過ごすというのは奇跡といってもいいほどの出来事でしょう。
その二人に対して、先祖の大切さや現世のありがたさを感じなさいという自然界からのメッセージかもしれません。
色々な試練の後、その先には、何があっても切れない強い縁で結ばれるかもしれません。

あと、風水の依頼で「縁切りしたい」と言ってこられる相談者もいますが、その判断は適切なんでしょうか。
確かに、犯罪を繰り返したり、限度を超えた非常識な行動を起こす人とは縁を切りたいという気持ちが出てくるのは理解できます。
しかし、こういった事件を起こしていない人との縁も切りたいと強く願う人が多い現実に、私は少し疑問を抱いてます。
はっきり言ってしまうと、知恵と財力があれば少々の縁は現実的に対処できますが、いくら相手に非があったとしても、少しだけ、過去の自分を振り返ると、大切な何かが欠けていたという気付きがあるかもしれません。

それに、今となってはどうしても縁を切りたいと思うような人と、なぜ「縁を切りたいと願うまでの深い関係」になったのでしょうか？
裏を返せば、それだけ強い縁を持っていたという風にも考えられませんか？
たとえ腐れ縁だと感じても、様々な解釈ができます。

最近はＳＮＳの普及で「縁が大切」「縁が全て」とか、上辺だけのきれいごとを掲載している人も少なくないですが、縁とは、簡単に表現できるものではありませんよね。

続いて、恋人や配偶者に向けて「縁切り致します」というような宣伝広告もよく目にします。
悪い事ではないと思いますが、なかには視点を変えた方がいいものもあります。
相手に負のエネルギーを送るのはよくないですし、少し間違えればもっと大きな負の力が働き、自分によくない事が起きやすくなります。
相手の幸せを願えば自分にも幸せが訪れる。
情けは人の為ならず、でしょうか。

現在の感情より、長期の人生設計を。

一時の感情で誰かとの縁を強制的に切ったとしたら、その後、自分にいいことが起きそうな時に、不思議な力で強制的に終了させられるかもしれません。
その出来事から学ばないといけない何かがあったなら、その学びが終わるまで、気付かせる現象は起き続けるはずです。
「願えば叶う」
非常にいい言葉です。
しかし、少しでも邪念が入れば…

今の心が、将来の自分の出来事として、必ずお返しが届きますよ。
おいしいものが届くのか、まずいものが届くのか。

それは今のあなた次第ですね。