占い師が教える幸せになる恋愛論｜不倫／浮気／復縁の悩み解消コラム

わたくし、天都は昭和46年生まれ。中学高校時代に流行っていたのは浜田省吾の「片思い」や村下孝蔵の「初恋」でした。ピュアなメロディに乗せて、やるせない思いをつづる、なんとも女々しいリリックばかりでした。
そしてそのころは現在のように、インターネットなど無い時代。思いを伝える手段は直で告白か手紙。今のようにＬＩＮＥやメールで気軽に伝えられるものではありませんでした。
純粋な男女がいかにして相手に思いを伝えるか。様々な妄想とシチュエーションをシミュレーションし、時には友人の力を借りながら。なんとも甘酸っぱい思い出です。

そんな時代に生きてきたおっさんはストレートに
「もやもやしていても始まらない。伝えればいいのに。」
と、いつも思いながら昨今のヤング（笑）の恋愛事情を観察していて
辿りついたひとつの格言
それはつまり、
「現代男子はなかなか告白してこない。女子から告白するのが成功の近道」
だということ。

草食系男子なんて言葉が巷で踊り始めてから久しい今日。
様々な恋愛のパターンを見てきて思うのは草食系を通り越して「少食系」な男子が氾濫しているということ。
そんなオトコの行動なんて待ってたって時間の無駄。

親しくなり、駆け引きをし、相手を夢中にさせる。
これをスムーズにできればゴールは目前です。

そして、占い師を7年やってきて分かった、最近の男子の、特に20代男子の傾向。
「恋愛はしたいとは思うがいざとなったら億劫。女の子から告白してきたときに付き合えば、恋愛に対する責任がなくて楽」。

こんなに男子は自己都合な性格になってきているんですよ。
片思いでもやもやしているのがバカらしくなってきませんか？

最近リピーター気味のお客様24歳女子。
「天都さん、やっぱり忘れられませんがよ。」
何度も僕のとこに来られては同じセリフを吐いていく彼女。
このままじゃ埒があかないと思い、タロットを介して彼女に伝えた新たなメッセージ。
「もう一回、よくセリフを考えてから告白しなさい。」
と、月並みなアドバイスをしました。

そもそもその女子は意中の彼に2回告白して「恋愛対象として見れない」という残念な返信をすでにもらっていました。
告白の段取りとそのやり方も、タロットさんの力を借りてお伝えしました。
彼女はようやく今回、その方法を忠実に守り、3回目にトライしました。

そしてなんとついに成功。
そしてわかったこと。
2回振られたときの告白の内容がとても稚拙だったんです。

「わかってるんでしょ？私の気持ち。付き合えないの？」
このセリフを繰り返していたんです。

この言い回し。男からしたら、かなりうっとうしい。
今日の「草食＆少食男子」にこんな言い回しをしたって、付き合えるはずがありません。
付き合う前から「あたしとつきあったらめんどくさいよ」と
公言しているようなものですから。



「相手の気持ちが知りたいんです」というのもかなり多い質問です。

相手の気持ち次第で告白するかしないかを決めるんですから
なんとも浅ましい話なのですが。

そして札を開けば出てくるキーワードは
無関心
興味がない
友達としてしか見れない
なんとも辛辣なご意見を言ってくれますタロット様。

「どんな関係性の方なんですか？」と聞けば
「最近行き始めた美容室の店員」「行きつけの飲み屋のバーテンさん」
などなど。

これってお客様ｖｓ店員さん。しかも付き合ってはいけない職業の男子3Ｂではないか！
（美容師・バーテン・バンドマン）

「よっぽど駆け引きじみたことでもしない限り、この職業の男子のハートを射止めるのは至難の業なのはわかっているよね？」と言えば
「何度も通っているから想いは伝わっているはずなんですけど・・」とお答えになる。

そんなもの、伝わりません。あなたは多くのお客様の一人にしかすぎません。
そもそも黙っていても気持ちなんかわかってくれません。

とあるイケメン美容師に「お客さんとの恋愛は成立するか」と聞いてみたら
「まずありえませんね。面倒くさくなることはわかってますから。実際気のある素振りなどをして女性客を維持する店員はたくさんいますが」との返答。

これが現実ですよ。女性のみなさん。

伝えなくても態度でわかる、というのならもっとセクシーさや女性らしさでも武器にしないと話にならないし、そういう所作ができるならそもそも片思いなんかしている暇なく彼氏はできる。この好循環な法則が実現できれば恋愛相手に困ることもありません。

まずは親密になる。できる限りの駆け引きをする。そして、想いを伝えましょう。