占い師が教える幸せになる恋愛論｜不倫／浮気／復縁の悩み解消コラム

人は、誰かとの結びつきをちょっとの偶然を含ませながら「縁（えん）」という言葉で表現します。出会いの縁、結婚の縁、親子の縁、仕事の縁など・・・

「これがご縁だったのね」
「ご縁がなかったという事で・・・」

よく耳にする言葉ですが、縁と言うものは、いとも簡単に何かの拍子で切れてしまう事があります。それを何とかもう一度結びたいと願うのが復縁であり、一度結んだものを故意に切りたいと願うのが縁切りです。

まず復縁について、みなさんは、誰かともう一度結ばれたいと考えた事がおありでしょうか。私は、単に復縁を願ってもそう簡単に元に戻るものではないものだと思います。復縁できるかどうかは、なぜ別れたのか、その理由も重要になってきます。

１．別れる時にお互いの気持ちは強かったが、親の反対や距離の問題など、当人同士の意思に反して別れなければならなかった場合
２．両方ともが嫌いになり互いに合意して別れた場合
３．片方が嫌いになって別れた場合

上記3パターンのうち一番復縁の相談が多いのは３です。

「先生、どうしたら彼（彼女）とヨリを戻せるでしょうか」
「どうしたらもう一度、会って話ができるでしょうか」
「連絡を取りたいのに返事が来ないんです。」
「私の気持ちを知って欲しいのに！」
「まず、会いたい！」

だんだん、想いはシンプルに切実になってきます。でも、考えてみてほしいのです。なぜ、別れる事になったのですか？

何となくお互いの気持ちにズレができてとか、相手からこういうところが嫌いと言われて別れたとか、もっと最悪なのは好きだったのはこちらだけで相手は遊びだったという時もあります。自分の事は棚に上げたままで単にヨリを戻したいと言うだけでは、結果は目に見えています。別れた当時のままの姿で相手に会ったところで結局、相手からもう一度別れを告げられるのがオチです。

だからこそ、復縁したいと願う人には、「まずご自分が変ってください」とお願いします。

例えば、言動を正す？考えを変える？・・・そんな簡単に変えられるものではありません。ですから私はまず一番に、部屋の掃除をお薦めします。特に玄関は良い気の流れを呼び込む大事な場所ですから靴を出しっぱなしにしないできれいにしておくことをお薦めしています。それから香りも大事です。カビ臭い、湿気臭い場所に良い流れは来ません。後は部屋に自分の好きな花など生けるのも良いでしょう。

え？復縁するための最初にすることが掃除ですか？と言われますが、そうなんです。普通はそう思うでしょう。でも自分を根本から変える事ができますか？無理して相手に合わせようとしてもそれって本来のご自分の姿ですか？自分に無理を強いてまで相手に合わたところでどうせ長続きしません。だから環境を変えて良い気の流れを呼び寄せる事で自分を変える事をお薦めします。自分を無理して変えるよりよっぽど楽で効果が期待できます。ついでに部屋もピカピカになります。

復縁を望んでいる人に私が言う事がもう一つあります。それは、「もうその人じゃない」という事です。聞いた人は大変ショックを受けるのは分かっています。でも魂レベルだと「そのステージは終了」って事なのです。意味不明ですよね。少し詳しく説明しましょう。

人は、肉体に魂が宿りこの世に生きています。いろんな人と絡み合いながら今生でのそれぞれの課題をクリアしながら生きています。

ある人と出会って恋愛して、でもなぜか別れが来てしまった。そういう時に「あ、一つ課題をクリアしたんだ」と考える訳です。自分のステージが上に行けば行くだけ、役割が終わった関係は、自分の前から消えて行きます（死ぬという意味ではありません）。そして、しばらくすると今の自分にふさわしい人と新たな人間関係を築く事になります。

私が言いたい事が少しわかってもらえたかと思うのですが、要するに別れてしまった人は、あなたにとって用済みという事です。あなたがちゃんと課題をクリアできたと言うことです。だからこそ、そこで止まってしまうのではなくて、新しい未来のために新しいご縁を求める方が私は得策だと思っています。それに気付いた人には、「私、復縁なんて言っていましたか？」と言えるくらい素敵な人との出会いが待っています。

縁切りについても同じくらい書いてみたいと思ったのですが、今回は、端的に言います。縁を切りたいなら「縁切りしたい相手の事を考えない事」です。

イヤな相手の事をずっと考えると言うことは、念が相手に繋がってしまうという事です。ご縁が繋がってしまうのと同じ意味です。だったらその人の事を考えないというのが一番手っとり早く無関係になる秘訣です。

最後に自分でどうにもできない時はやはり神頼みということで縁切り、縁結びに期待できる私の好きな場所をご紹介します。

それは、京都の安井金毘羅宮です。もし訪れる機会があれば岩穴をくぐりぬけてお願いをしてください。