すべての人間には守るべきものがある…
こんにちは。
鑑定士のRinです。
今日は不倫と浮気についてお話したいと思います。
不倫と浮気でも既婚者側に焦点を合わせてお話をします。
不倫や浮気と聞くと悪いイメージしか湧きません。
世間一般でいうと「常識からはずれた行為」だからですね。
結婚したら、自分の家庭を守るのは当たり前のことです。
というか、それが義務ですよね。
では、なぜ人は自分の家庭を放棄してまで浮気や不倫に走るのでしょうか?
理由は人それぞれだと思いますが、浮気や不倫をする人のパターンは2種類あるように思います。
一つ目は、「一時の気の迷い」から浮気や不倫をするパターン。
二つ目は、「本気になってしまう」パターン。
前者は、家庭にちょっとした不満を持っていて、そのうっ憤晴らしに家庭外の異性に目がいってしまって、相手にちょっとした好意を持ち、関係を持ってしまうパターンです。
このパターンで浮気や不倫をする人は、自分の家庭を本気で壊す気がなく、「気晴らし」程度の気持ちであり、一時の気の迷いで「魔がさした」とよく言います。
だから、浮気や不倫を必死に隠そうとします。
そしてバレた時、ひたすら平謝りをして配偶者に許しを乞おうとします。
またこのパターンは、浮気や不倫をした者にとっては、本気ではなく自分の家庭を壊すつもりが全くないので、多少もめることがあったとしても浮気・不倫相手とわりとすんなり別れることが可能です。
だから、そんなに大事にはならないパターンと言ってもいいでしょう。
問題は後者のパターンです。
こちらは本気なので、後先考えず行動しがちで盲目になってしまっていることがとても多いのです。
ですから当然、自分の家庭よりも自分の気持ちが優先してしまい、周りのみんなにも迷惑をかけてしまう非常に困ったパターンです。
配偶者はもちろん、子供や両親などの身内にさえ悪影響を及ぼします。
配偶者や両親は大人ですから耐えられる強さが多少あるのでまだいいですが(耐えられない配偶者が多いのも事実です)、問題は子供です。
親が不倫していると知った子供の傷は、一生消えません。
親には子供を真っ当に育てる義務があります。
本気で不倫をしたということは、その義務を放棄したことになり、「親」であることを捨てたことになります。
つまり、「子供を捨てた」のと同じことです。
なぜなら、罪になることを自ら子供に教えてしまうことになるからです。
(不倫は法律で認められておらず、配偶者から訴えられることもあるのは周知の事実なので、あえて「罪」と言います。)
「罪を犯してよい」と教える親がこの世のどこにいるのでしょうか?
決していてはならないはずです。
もし、そんな親がいるのなら、親になる資格などありません。
(子供に不倫がバレていない場合はこの理論は通りませんが、ここでは子供が不倫を知ったことを想定してお話します。)
親であるならば、子供のことを一番に考え、子供の気持ちや将来にきちんと向き合うべきではないでしょうか。
自分の気持ちに正直に生きたい気持ちもわかります。
結婚していても、人を好きになることだってあるでしょう。
感情があるのが人間ですから。
でも、「人間」として生まれた以上、守るべきものがあるのです。
動物でさえ、守るべきものがあるのですから。
蜂や蟻は、巣を必死で守ります。
鳥は卵やヒナを必死で守ります。
馬や牛は生まれた自分の子供を必死に守ります。
ですから、人間ならば動物たちよりも当然守るべきものがたくさんあるはずです。
その守るべきものが何であるのか人によって異なるかもしれませんが、すべての人にあてはまるものもあるはずです。
では、全ての人にあてはまる「守るべきもの」とは何でしょうか??
例を挙げると、
「人の命」「家庭」「子供」「法律」「権利」
などがあると思います。
「人の命」は言うまでもなく、
「自分の価値で勝手に人の命を断ってはならない」
ということです。
不倫は、最悪の場合この間違いを起こすことになります。
傷ついた配偶者や子供が深い悲しみに耐えきれず、自らの命を断つことだって十分にあり得るのです。
浮気や不倫をした人から見れば、直接手をくだしたわけではありませんが、自分が原因でそうなったという事実はゆがめられません。
次に「家庭」ですが、世間には「家庭」を持ちたくても持てない人が大勢います。
そんな人から見ると、不倫や浮気をする人は贅沢というか罰当たりに思えることでしょう。
逆に言えば、浮気や不倫をする人は、自分の持っている幸せに気付かない本当に悲しい人と言えます。
浮気や不倫をする人が「持っている幸せ」とは、
「家庭があること」
「帰る家があること」
「待っている家族がいること」
などです。
浮気や不倫する人は、
「家族がいて当たり前」「帰る家があって当たり前」
と思っているかもしれません。
でもそれは、決して当たり前のことではないのです。
当然に思っているときはそれに感謝せず、失ってからその尊さに気付いては遅いですよ。
浮気も不倫も結局は、人を傷つけ自分自身も傷つけるだけなのです。
自分の感情を優先し後先考えず行動を起こすのは、とても危険です。
「そんなことはわかっている」と言われそうですが、やっぱり強く言いたいのです。
浮気や不倫は、ご自身のためにもやはり止めてほしいです。
浮気や不倫をして、その相手と幸せになった人はいったいどれくらいいるのでしょう?
決してそんなに多くはないはずです。
もし幸せになったとしても、それまでに必ずと言っていいほどの修羅場や相当な苦痛があったはず。
あるいは、今後も何らかの修羅場が待っているかもしれません。
そんな修羅場を潜り抜けるのには、相当な覚悟と忍耐が必要です。
そして、その修羅場で傷つけられた人の心は簡単には癒されません。
どうかそのことだけは忘れないでください。
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カテゴリー:不倫・浮気
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