占い師が教える幸せになる恋愛論｜不倫／浮気／復縁の悩み解消コラム

〈片思い〉
恋は一種の中毒症状。恋は盲目ともいう。
そんな言葉を耳にしたことが誰しもあるだろう。
好きになると周りが見えなくなり、心臓の音がこんなにも大きかったのかと思うぐらい鼓動が早くなる。
たとえつきあうことになっても気持ちの温度差に振り回され、いつまでも片思いの感覚が抜けない。
相手を好きになればなるほどその感覚は続いていく。不安にもなる。

でも恋はすごく偉大で無限でとっても素敵なもの。
前向きな気持ちを持てたり、人に優しくなれたりと心や行動にまで影響する。
その思いは歳を重ね、何年経っても消えないもの。

以前、時代のせいで最愛の人を失った方のお話を聞く機会がありました。
その方の最愛の人は必ず帰ってきますと約束し戦場に向かいましたが、いくら待てどもその方は帰ってきませんでした。
月日は流れ、その方はのちに別の男性とご結婚され子宝にも恵まれ、お孫さんも出来たそうですが、最愛の人をずっと忘れられず、出来ることならもう一度会いたいととても悲しそうな顔をされながらそう仰っていました。
時代に翻弄されたお二人。
その方も最愛の方もずっとお互い片思いの気持ちを持ち続けたままだと思うと本当に苦しくなります。
時間を戻せるならその方は真っ先に最愛の人に会いに行くでしょう。

片思いはさまざな形のものがあり、思いと感情が入り混じってどうしようもならないから楽しいのかもしれない。
泣きたくなる日や落ち込む日があったとしてもその思いは自分にとってプラスになり、その辛さを乗り越えた先に自信に繋がる。

今、片思いで悩んでる方がいたらお伝えしたいことがあります。
今の自分より強くキレイになれる、そんな素晴らしい時間を過ごしているのですからその恋を精一杯楽しんでください。
思い出になった時に心から相手の方を好きになって良かったと思えるように。



〈相手の気持ち〉
ロボットのように相手の気持ちをコントロール出来たり、心の中を覗くことが出来たらさぞかしラクでしょう。
何を考え、何を思っているのかそれを読み解く術は向き合うこと。
恋人以外にも家族や友達、いろんな人の気持ちや思いに耳を傾けることでお互い何を思っているかが分かります。
人の心はとても深く、そして繊細。
ちょっとしたことで落ち込んだり、傷ついたり、喜んだり、泣いたり。
まるで移り変わりの激しいお天気のようですよね。

私は離婚し、それをキッカケに水商売の世界に入り、さまざまな業種の人たちと出会いました。
経った数年の経験しかありませんが、これほど頭を使い、お客様のことを考えた仕事はありません。
自分をどう伝えるか、お客様とのご縁をどう長続きさせていくか、そればかりを考え仕事をしていました。
男性は女性ほど複雑ではなくとてもシンプル。
興味のない女の子にはそっけない態度を取るので、そういった方にも笑顔で対応してきました。
難しいことばかりでしたが、本当にいい経験をさせて頂きました。
普通に生活していたら絶対出会うことのない方たちばかりなので考え方も変わりましたし、自分自身とても成長しました。

水商売に限らずですが、人間関係で一番必要なのは思いやりの心。
相手の気持ちを無視して自分の気持ちを押し付ける行為はよくありません。
思いやりの心を持って相手の立場になって考える、それが何よりも大切です。
感情的になって後悔するのはご自分です。
人の心はコントロールできない、コントロールしようとするからイライラしてしまう。
一歩引いてお相手の方を見てください。
そうすれば感情的にもならず、客観的に自分や相手を見ることが出来ます。
心の移り変わりは本当に複雑なものです。
だからこそ伝え続ける、向き合う時間を持つこと。
これを欠かさず、楽しい時間を恋人や家族、ご友人と過ごしてください。