占い師が教える幸せになる恋愛論｜不倫／浮気／復縁の悩み解消コラム

「彼は今わたしのことどう思ってますか？」

というお客さんからのセリフ・・・。

何度聞いたことでしょう。

そして、かなりの頻度で現れる占いのカードに「今、忙しすぎてテンテコまい。あなたより、まず仕事のことで頭がいっぱい」というもの。

もちろん、彼女への愛情とか、いずれは結婚したいと思ってるとか、そういった思いが彼の後ろ側に見え隠れしてたりもする。

もちろん、彼はあなたを思ってる。

でも、それ以上に、彼の事情が色々ある。

「返信がないのは何で？」

「ＬＩＮＥで既読ってなってるけどどうして？」

コントロールすべきは、そういったことで一喜一憂して時間を大いに費やしてしまう自分自身の心。

相手に問題はないことがほとんどです。

占い師の私からしてみると「彼はあなたのこと大事に思ってて相性も良いんだから、もうちょっと信じてあげようよ」という感じ。

相手が自分を思ってくれてるかどうか心配することにエネルギー使うなら、相手の健康とか仕事運の向上とか愛を贈ってあげた方が絶対的に良い循環、生まれます。

だって、忙しい人に「いつメールくれるの？」とか「なんで連絡くれないの？」って言っても・・・。

忙しくて時間がないのに、そこにまた返信するのって大変だよね。

これ以上仕事増やしてどうするの？ってことです。

彼だって、このまま仕事のようなやりとりが続くなら、抱えきれなくなるし、関係続けたいけどもうムリかもって流れになってもおかしくない。

好きだからこそ心配するのに、それによって相手との絆が薄れちゃったら悲しいよね。

「自分のこと好きだったら、そういうのも乗り越えてくれるはず」っていう人もいるけど、プレッシャーかけてくる存在と、温かくサポートしてくれる存在がいたらサポートしてくれる人に行きたくなっちゃうのが自然かも。

相当なＭとか、縛られてるのが落ち着くってキャラクターの人以外は、一緒にいて安らぐ人を選びたいもの。

もちろん、生まれ持った星には色々あるから「絶対」ってのはない。それだからこそ一般論で考えるだけじゃない占いって分野があるのだとも思うけど、でも、ある程度の一般常識というか、思いやりみたいなもの、それと相手の状況を理解して想像してあげられる力が、恋愛や愛を続けていくうえで本当に必要になってくる。

この前相談に来たＡちゃん。

2ヶ月ぐらい前に付き合いはじめた彼が最近冷たいとのこと。

めちゃめちゃ仕事が忙しくなってきているのがタロットにも出てるし、占わなくたって、そのことはＡちゃんがよくわかってる。

でも、それでも不安だから占いにきてるのよね。

彼はＡちゃんのこと思ってるけど、それ以上に仕事が大変。

今この世の中、7時出社で23時帰宅で・・・とか、何故か徹夜でそのまま引き続き仕事っていう人だっている。

女子だって徹夜で仕事してたりする。

1度でもそういう体験がある人は、メールに返信できない余裕のなさとか、充電する時間がなくなってしまう慌しさって想像できるよね？

ハードな仕事の体験がなくてイメージが出来なければ、風邪が悪化して寝込んでしまってる自分を想像してみるのもいい。気づいたら1日寝てたって体験なら誰でもあるはず。

忙しい人の1日って、本当にそれぐらいハード。

まず、第一に自分と相手は別物だって事を、はっきり認識すること。

「わたしだったらこうするのに」

というのは、通用しない。

「私だったらこうするのに」っていうのは、「こうして欲しい」ってだけで、相手にはそういう価値観もないかもしれないし、その時間もない場合だってあるんだって思ってみること、大事。

また別のお話。

先日、Ｂちゃんという友達が来て

まだ付き合っていない関係の人とのことでの相談。

「気になる存在と彼に言われたんだけど、彼は私をどう思ってる？」

と聞かれて私びっくり。

「彼は、あなたが気になってるってことよね？」
（言葉のまま）

Ｂちゃんにとっては「気になる」という表現は意味不明らしく、「好き」「愛してる」といわれない限り自分は相手から好かれていないと判断するのだそうです。

耳を疑いましたが、それはもちろん占い師も相談する側もまったくの別人だからこそ起きること。

一番驚いたのは「気になる存在」とほぼ告白なみに思いを伝えた彼女に、まったく思いが伝わっていない彼でしょう。

相手の気持ちがどうなのか？心配する前に、信頼する。

相手と自分は思考回路が違うことを知る。

あなたと付き合うって決めた相手の気持ちを尊重して信じる。

「どうせ私のことなんか大事にしてないんだよね」って気分でいたら、相手も「そうなのかも？」って気分になっちゃう。

「あなたは私の事大好きだもんね」と思えたら関係は円満に続いてく。

意外と世の中単純です。

心配とか不安とか「相手は自分のこと思ってないんだ」っていうネガティブな考えが生まれたとき、それは自分が望んでそういう思考に陥ってると思った方がいい。

悲劇のヒロインみたいになってるときこそ、冷静で客観的な目を持っていきたいもの。