占い師が教える幸せになる恋愛論｜不倫／浮気／復縁の悩み解消コラム

泣き喚く 海に立ち止まることも
触れられない君を只思うことも 同じ
空は明日を始めてしまう
例えあたしが息を止めても

～同じ夜～

10月に突入し、いよいよ寒くなってきましたねー。
秋はなんとなく寂しい季節で、特に秋の夕暮れとか、本当にセンチメンタルな気分になってしまいます。やばいです。

私は今から10年以上前、ある工場で派遣社員として働いていました。←意外といろんなことやってます（笑）

その工場の2階の窓から見えた夕焼けが本当に綺麗で、今でも毎年秋になるとその時の夕焼けを思い出します。その時、話した人とか、空気の匂いとか、よく工場の自販機でミルクティー買ってたなぁ・・・とかね。たった3ヶ月しかお勤めしなかったのに。

人間の記憶や印象って、不思議なものですね。

さて、第3回目のテーマ
『片想い・相手の気持ち』です。

私は今回、ちょっと視点を変えて、自分に片思いしてくれる相手、また、自分に想いを寄せてくれている相手との縁の結び方について考えてみたいと思います。



こんな女性がいました。

その女性は(仮にBとします)ある会社に入社し、そこでとても面倒見の良い男性の先輩社員と出会いました。
その男性社員は当時、同棲までしていた彼女がいたそうです。
しかし、入社してきたBのことが気になってしまったんでしょうね。

仕事においてもあらゆる面でBをサポートし、愚痴や悩みにも熱心に耳を傾けてくれたそうです。
時々は食事に誘ってくれたり、デートに誘ってくれたりもしたそう。
Bは、その男性社員の自分への気持ちに気付きつつ、日々の業務をこなしていました。優しいけれどタイプではないし、何より仕事上の先輩であるため、果たしてどうしたら良いものか・・・と考えていたそうです。

そして、とうとうこの男性社員からこう言われました。

「付き合って欲しい。もし、付き合ってもらえるなら今の彼女とは別れる。」と。

Bは考えた末、その男性社員からの告白を断ったそうです。

・・・それから約4ヶ月後、彼は同棲していた彼女と入籍しました。

話はここからです。
彼が結婚してしまって、初めてBは彼への気持ちに、気が付いたそうです。

いつも話を聞いてくれた彼。
辛い時には励ましてくれた彼。

自分に手が届かない存在になって初めて、Bは本当の気持ちに気付いたそう。
自分も、本当は彼のことが好きだったんだと。

・・・しかし、気付いた時にはもうすでに遅かったんですよね。
彼は結婚してしまった。

Bは、この時のことを本当に後悔したそうです。
もっとはやく自分の気持ちに気付いて、素直になれば良かった・・・と、心から後悔したそう。

でも、仕方ないですよね。
Bと彼は、きっとこういう縁だったんだと思います。

ただ、叶わない想いほど未練になってしまうので、Bはその後、かなりの期間、この彼への想いを引きずっていたそうですが・・・。

何が言いたいかというと。

自分で追いかける恋愛ももちろん良いですが、追いかけられる恋愛にも、目を向けて欲しいな、ということです。

自分に想いを寄せてくれる相手に(よっぽど生理的にムリじゃない限りは・笑)気持ちを合わせてみることも、また恋愛のひとつの形なのかもしれませんよ。
相手の気持ちを「受け入れる」ことで、また違う展開や違う人生が待っているかもしれません♪

追いかけるより追いかけられる恋愛の方が、女性は幸せなんじゃないかな！？・・・と、私は個人的に思っております。

最後に暴露しちゃいますが（笑）今日のコラムに登場したBとは、わたくしのことでございます。
またしても、私自身の体験談になっちゃいましたが、好きな人には、必ず好き！！って伝えた方が良いです。どんな結果になっても、その方が絶対良いです。
自分の気持ちに、素直になって下さい。まだ、間に合ううちに。


人間が存在する数だけ、恋愛のカタチも存在すると思います。

あなただけの片想い、両想い、恋愛のカタチが見つかりますように・・・。